読書会でドラッカーを読み進めながら(Day17)「知識労働者の果たす責任とは」

知識労働者が果たす責任とは?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第3章「貢献を重視する」


【知識ある者の責任】

(1)知識労働者が貢献に焦点を合わせることは必須である。

(2)知識労働者が生産するのは、物ではなくアイディアや情報やコンセプトである。知識労働者は、ほとんどが専門家である。

(3)事実彼らは通常、一つのことだけを非常によく行える時、即ち専門化した時にのみ、大きな成果を上げる。専門家の産出物は、他の専門家の産出物と統合されて初めて成果となる。

(4)必要なことは、ゼネラリストを作ることではない。知識労働者が彼自身と彼の専門知識を活用して成果を上げることである。

(5)知識ある者は、常に理解されるように努力する責任がある。素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、専門家はごく少数の専門家仲間と話が出来れば十分であるなどとするのは、野卑な傲慢である。

(6)貢献に責任を持つためには、自らの産出物すなわち知識の有用性に強い関心を持たなければならない。

(7)ゼネラリストについての意味ある唯一の定義は、自らの狭い専門知識を、知識の全領域の中に正しく位置づけられる人のことである。

(8)自らの貢献に責任を持つ人は、その狭い専門分野を真の全体に関係づけることが出来る。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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