木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day1)

木村勝男著「放牧経営」を読み進...
放牧経営? 放牧経営?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日から再び、別の書籍による

「好みを本を読み進めながら」シリーズ

をスタートします。

このシリーズは、ある著書を読み進めながら、私がキーポイントと感じる部分をブログに書き留めていく、というものです。


今回採り上げる書籍は

「放牧経営」

です。

アーバンベネフィット株式会社 取締役会長である木村勝男氏による異色の本。

副題に

「御社の社員が思うように育たない理由」

とあります。

タイトルにそそられますね!

でも、そもそもどうしてこの本なのか?

実は、私がお世話になっている顧問先の会社の社長さんが、この本を参考に会社運営をしている、とのこと。その社長さんから勧められた、という経緯です。

会社経営に放牧?

楽しみですね!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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そろそろ「家族旅行」の予定を立てても大丈夫かな???

しまなみ海道! しまなみ海道!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今朝のニュースで採り上げられていた

「リベンジ消費」

昨日、東京都心の百貨店には多くのお客さんで賑わっていたようです。

私も私の妻も旅行好き。

早速旅行の計画を立てようということになっています。

コロナ明けということもありますが、一方、他に大きな理由があるんです。

子供たちも少しずつ、そして着実に大きくなり、もうこのタイミングが最後かも?

という寂しさも大きく手伝っています。

正直言えば、コロナも完全に収まっているとは言えず、12月には第六波?が来て、旅行なんてあり得ない、という状況になってしまうかも。

しかし一縷の望みを託して、来年2022年の2月くらいには暖かい場所へ家族4人で旅行!

そんなウキウキ・わくわくの計画を模索しています。

さて、どこに行こうか? 九州は数年前に家族で訪れているので、今回は四国かな?

これから具体化して参ります!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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実家の両親に会って来ました!

家族5人で水入らず! 家族5人で水入らず!
気が付くと太陽が西に! 気が付くと太陽が西に!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

コロナが少し収まりつつあることもあって、実家の両親に会って来ました。

今回が本当に久しぶりだったのは、私の兄弟3人全員が実家に一堂に会したこと。

私にはすぐ下に弟、そしてその下に妹がいます。既にそれぞれが独立し、子供たち(両親にとっては孫たち)がいて、実家から離れて生活をしています。

関東圏に住んでいるので実家を訪れることは物理的には難しいことはありません。

しかし、昨今はコロナの感染リスクがあって、各人がバラバラと両親に会いにくることはあっても、我々子供3人が一度に訪問するのを回避しておりました。

つまり、昔(?)の家族5人が子供の頃を過ごした家に集まって、両親と会って話をするということになったのです。

目的は今年米寿を迎えた父の話を聞くこと。

本来であれば今年、孫も含めた拡大家族でお祝いをしていたはずですが、コロナ下では儘ならず、来年に延期。

しかし88歳、元気な父ですが、いつ何が起きてもおかしくないと私は内心、ニュースで知る有名人の訃報にドキッとしています。

そして先日は、台所で転んで頭に7針縫う大怪我をした父。

しかし主役の父というよりも、一番喜んでいたのは母!

久しぶりに旧?家族5人、子供たちと会ってさぞ楽しかったのでしょう。昔話を何度も何度も!

話があっちこっちに飛んで、戻っての連続。

やっと来年の5月に「米寿」の祝賀パーティーすることを決めて、散会しました。

あっという間に、太陽が西の空に沈んでいました!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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三鷹まちゼミで「コーチング・セッション体験ゼミ」を開催しました!

三鷹まちゼミで「コーチング・セ...
三鷹まちゼミで「コーチング・セ...
三鷹まちゼミで「コーチング・セ...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日は三鷹「まちゼミ」の日。

え、まちゼミ??

はい!

私の住む東京都三鷹市では「まちゼミ」という商店街活性化のイベントが開催されます。

地元の商工会が主催のイベントですが、商店主が「講師」となって、自店を宣伝する催しもの。

例えば、お茶屋さんなら店主が自分のお店を会場にして、お茶の淹れ方を指南する。

また靴屋さんなら、靴の選び方やシューフィッターの使い方を教える。

私は商店街にお店を持っている訳ではありませんが、折角なので

「コーチング」を広める活動をしております。

具体的にはコーチングとは何か?の説明に加えて

「コーチング・デモ・セッション」

を見てもらうこと。

実は、プロコーチとしてもドキドキです。

なぜなら、何が飛び出すか変わらないから。

始めのお客様に、その場でテーマを決めてもらってパーソナルセッションを提供する。

まさに

「筋書きのないドラマ」

しかし、今日の参加者には喜んでもらえて、本当に良かった!

「色々な質問をして頂いて、気付きがありました」
「そういう切り口があるとは、今まで気付きませんでした」
「こういうセッションが、必要ですね」

ポジティブな感想がお聞きできて良かった!

三鷹まちゼミは11月末まで続きます。

興味がある方は是非、ご参加ください。
参加は無料です!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお



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会社数字を活かす:経理部門から見える会社・社会とは?(Day14)「課題達成に数字を活かす」

コストとリターンのバランス? コストとリターンのバランス?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続き、私の前職である「財務経理職」という仕事を振り返りながら、異なる視点や考え方をお伝えして行きます。

全体は、下記のような流れで書き綴っています。

全体の流れ・章立て
第一部:財務・経理部門の役割(完了)
第二部:財務経理パーソンの「ありたい姿」(完了)
第三部:財務経理部門をどう活用するか(本日)

そして今日はとうとう最終章の第三部、

第三部:財務経理部門をどう活用するか


これまでは財務経理部門の内部に視点でしたが、今日からは

「外部からの視点」で

色々と思うことを綴って行きます。


章立て
1.会社・事業の「定期健診・健康診断」としての活用(完了)
2.課題達成のための「数字・データ」の活用(本日)
3.中長期や将来の姿を「数字」で描く


『課題達成のための「数字・データ」の活用』

今日の章立て
1.「会社数字」を活用する
2.具体的にどんな会社数字を使うのか
3.数字を使うことの効果と制約


1.「会社数字」を活用する

(1)社内では「プロジェクト」と称して、いわゆる小集団活動が盛んに行われます。

自部署の課題を解決するためのプロジェクトもあり、また部署横断的なものもあります。また、社長直轄の全社プロジェクトという、社運を賭けるような大きなプロジェクトもあるかと想像されます。

(2)プロジェクトには「プロジェクト・リーダー」という旗振り役がいます。全体のスケジュール管理から、参加メンバーの人選や役割分担をします。

財務経理パーソンを、このプロジェクト・リーダーの「参謀役」として活用して欲しいです。

(3)なぜなら、財務経理パーソンは会社内の様々な数字やデータに精通しているからです。

数字と言っても単に金額的数字だけではありません。人数や面積、時間などなど、数字で表現できるものに関して財務経理パーソンは基本的に明るいと思います。

(4)また、そもそもの話ですが、そのプロジェクトの成果とは何か、そしてそれが金額的にどのくらいの規模の話なのか?

それを数字を使って全体像を表現し、進捗度をモニターしていく。こんな役割を担う役として活用できると思います。


2.具体的にどんな会社数字を使うのか

(1)上記、プロジェクト管理に会社数字を具体的にどのように使うのか?もう少し細かく見て行きましょう。

(2)例1:ITシステムの導入

①「なぜITシステムを導入するのか?」「システム導入のメリットは?」

当たり前の問いかけではありますが、実は明確に答えを持たずに進められることも多い気がします。

システム導入する経済的便益(リターン)があることは、導入を推進する原動力であるはずです。

②経済的メリットとして想定されるのは、現状に比べて作業工数が下がる(コスト削減)、現行システムに比べて維持コストが下がる(コスト削減)、製造開始から製品完成までに期間や客先納期が下がる(売り上げ増に貢献)などがあります。

③もちろん、システム導入をしなかった時に掛かるコストも算出して、上記②メリットと比較する必要があります。

④これらの数値を算出することによって、どれくらいの規模(金額)のシステム投資であれば採算が取れるのか、が見えてきます。

つまりシステム導入のメリット享受しつつ、投資効果を最大化する金額レベルが見えてくるのです。つまりROIを算出することでプロジェクト全体の管理が容易になります。


(3)例2:新製品開発

①現有製品に代わって、新たな製品を開発・販売するというプロジェクト。製造メーカーでは頻繁に行われているかと思います。

②新製品開発に関する「お金」をいくつか分類してみると、「かかるコスト金額」と「増える売上額」です。

かかるコスト金額は、もちろん開発に関わるコスト。これらには人件費・材料費など試作品作成にかかるコスト。そして量産する際の製造原価。色々なコストがかかります。

③一方、増加する売上額。既存製品の代替品を販売する、ということは既存製品に比べて基本的には付加価値が高い製品、つまり金額は高いはず。

従って製造原価が既存製品と同額ならが利幅が大きくなる。逆に言うとそのように利幅の大きい代替製品を開発しなければ旨味が大きくない、ということになります。

④新製品開発は長期に渡ることが多く、かつ、予測しない事象も数多く発生します。例えば、市場調査によって見積もられた販売数量が、当初の予測ほど大きくない。つまり販売数量が少ないことから採算割れがのリスクが出てきたりします。

その際はどれくらいコストを下げれば採算が取れるか?ということが議論になります。これは「損益分岐点」と言われるもので、非常に重要な視点です。


3.数字を使うことの効果と制約

数字を使うことで得られるメリットは多いですが、一方、制約やリスクもあります。双方の視点で見て行きます。

(1)数字を使うことの良さ・効果

①数字という加算・減算をしたり、比較が簡単に出来るものに活動や成果を置き換えることで、物事の「可視化」が可能となる。

②誰にでも分かりやすい、シンプルな指標を作成し、進捗度を見えやすくする。


(2)数字を使うことの制約・怖さ

①数字、即ち定量的な部分ばかりに焦点を当ててしまい、定性的な面を軽視しがち。

②「数字が絶対」のような片寄った見方が横行するリスクがある。


従って、数字・データ・金額を活用はするものの、ビジネスやプロジェクトのリーダーは定量的だけではなく、定性的な部分にもきちんと配慮して、色々な判断をすることが非常に重要です。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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会社数字を活かす:経理部門から見える会社・社会とは?(Day13)「会社の『健康診断』の勧め」

会社にも定期的な「健康診断」が... 会社にも定期的な「健康診断」が必要!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

少し間隔が空いてしまいましたが、今日から再開します。

私の前職である「財務経理職」という仕事を振り返りながら、異なる視点や考え方をお伝えして行きます。

全体は、下記のような流れで書き綴っています。

全体の流れ・章立て
第一部:財務・経理部門の役割(完了)
第二部:財務経理パーソンの「ありたい姿」(完了)
第三部:財務経理部門をどう活用するか(本日から)

そして今日はとうとう最終章の第三部、

第三部:財務経理部門をどう活用するか


これまでは財務経理部門の内部に視点でしたが、今日からは

「外部からの視点」で

色々と思うことを綴って行きます。


章立て
1.会社・事業の「定期健診・健康診断」としての活用(本日)
2.課題達成のための「数字・データ」の活用
3.中長期や将来の姿を「数字」で描く


『会社・事業の「定期検診・健康診断」としての活用』

今日の章立て
1.人間と同様、会社にも「定期検診・健康診断」が必要
2.何をチェックするのか?
3.チェックした後は何をするのか?


1.人間と同様、会社にも「定期検診・健康診断」が必要

(1)皆さんは一年に一度、「健康診断」を受けていますでしょうか?「私は健康だから大丈夫!」と自信がある方も是非、定期的に受けて頂きたい健康診断。

(2)実は会社も全く同様です。「うちの会社は儲かっているし、従業員も元気。お客様にも喜んでもらっている。問題無し!」とおっしゃる経営者・社長さんは少ない、かとは思います。

いくら順風満帆だとしても、会社も定期的に「健康診断」を受けて欲しいと考えています。そのメリットを幾つか列挙してみます。

①会社という「生き物」を、全体感を持って眺めることが出来る。

②他社との比較、自社の過去からの推移、などを改めて眺めてみると見えてくるものがある。

③経営者が感覚的に感じている課題が「可視化」される。または自社の将来・未来を考える出発点になる。


2.何をチェックするのか?
我々の定期検診と同様ではありますが、こんな点がチェックできるかと思います。

(1)財務診断

①これはご想像の通り、いわゆる貸借対照表・損益計算書を使って財務状況を見ます。

②業界内の他社との比較はもちろん、異業種だが同規模の企業との比較も可能です。

下記(2)戦略診断とも関連しますが、業態や業種の転換を検討しているのであれば、この比較も重要です。

③財務診断はまさに「定量的」な視点です。数字を以って色々なものが見えます。

しかし、数字の向こう側、その数字に至った背景など、数字の裏側も勘案することが重要です。(以前ここで触れた「story behind the numbers」という発想です)


(2)戦略診断

①自社が採用している事業戦略がどういうもので、それがどういう形で成果として表れているか、という診断です。

いわゆるマーケティング戦略の「4P」の視点で、現状を俯瞰します。4P とは、「Product(製品)」「Price(価格)」「Place(流通)」「Promotion(プロモーション・販売)」を指し、マーケティング戦略を構成する4つの軸です。

②4Pを見る際に重要なのは、誰が自社の「対象顧客」なのか?そして顧客に提供している「提供価値」は何なのか? この2つの事項を明確にすることが大切です。

③戦略診断は財務診断に比べて「定性的」な視点を多くなります。判断を明確にする、一般化するためには定量的な視点も重要ですが、一方、数字的な視点だけでは不十分な場合が多いです。


(3)将来の計画や「ありたい姿」との差異分析

①財務診断と戦略診断で得られた「現状」を元に、自社が思い描いている将来の姿との比較が最も重要です。

②中長期経営計画を策定している会社であれば、その計画で描いている数年後への道筋と、現状を比較してみる。

その道筋上にあるのか(on the right track) 、それとも下方を走っているのか?

③中長期経営計画の通りには、残念ながら事業展開が進まない、ということが多いかと思います。何が問題・課題なのか? それを全体感を持って診ることが「健康診断」によって可能になると考えます。


3.チェックした後は何をするのか?

(1)皆さんは健康診断で確認した結果を見て何をしますか?企業の「健康診断」も全く同様です。PDCAを回すことで、事業展開をしている企業であれば、これは自明ですね。

(2)つまり課題・問題が浮き彫りになったので、改善や修復のための活動に着手します。

(3)ここで勘案したいのが「優先順位」。限られたリソース、つまり「ヒト・モノ・カネ」で事業展開をしているので、何でもかんでもには手を付けることは不可能です。

(4)ではどういう観点で優先順位を検討するのか?上記と同じ切り口、即ち財務・戦略・将来像、で考えてみましょう。

①財務:
キャッシュをどれだけ生み出しているか?

目先では、日々の資金繰りはどうか?資金ショートを起こして、短期借り入れに依存していないか?

②戦略:現状と採用している事業戦略を「ビジネスモデル」という視点で比較してみる。

③の将来像とも関連しますが、将来に向けて描いているビジネスモデルと乖離しているのであれば、早めの手当が必要です。

③将来像:これは戦略策定と比べて将来像は、もう少し先の未来に置いて考えると良いと思います。

例えば戦略が3年後くらいの時点を到達点としているのであれば、将来像は5年から10年後を見据えて検討したいです。

その際は「世の中がどうなっているのか?」「その時に人間の行動や嗜好・志向はどうなっているのだろうか?」という視点を持って夢想することが必要です。

今日は、ここまでにします。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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"Be curious!" This would be the very phrase we want to keep in mind.

"Be curious!" This would be t...
Hello everyone!

I am Yoshio, an professional coach, specializing in supporting business persons who work in companies or organizations.

For a change a little bit today, let me put some notes in this blog in English.

Today's topic is;

"Be curious!"

This is the phrase I pick up the attached calendar for today, November 10.
This calendar is what I got from one of my best friends in New Zealand.

As mentioned earlier, my family and I lived in New Zealand for 5 years, and we still have come close friends out there.

One of our closest friends who comes from the Philippines has sent us such a useful calendar. It includes a kind of guidance or direction on a daily basis.

I would say It is exactly like a 「相田みつを」calendar in English!

Looking at the guidance or direction for today, November 10, you can find the phrase as shown below;

Be curious. Learn about a new topic or an inspiring idea.


So, why don't you have an open mind to everything, and try to find anything different?

And when you find something, you are encouraged to put some notes in your blog! (LOL)


See you tomorrow!
Yoshio, professional coach

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今を時めく「中野信子先生」の講演を聴いてきました!

今を時めく「中野信子先生」の講...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日、貴重な機会がありましたので簡単に共有をしたいと思います。

脳科学者

「中野信子」先生

の講演会に出席してきました。


実務にも役に立つ、貴重なお話をお聞きできたので、掻い摘んでお伝えします。

今日の章立て
1.全体の印象・感想
2.コーチングとの関連性の視点
3.日常生活で役立てられそうなこと


1.全体の印象・感想

(1)第一印象は「プレゼンス」がある方ということ。女性という華やかさが手伝っている部分もありますが、存在感が壇上からも伝わりました。

(2)しかし一方、講話をする口調は非常にソフト。話をしながら時おり視線を宙に躍らせ、言葉を慎重に選び、聴衆に噛んで含める感じで話されていました。

学術用語は伝わりにくいので意識的に避けている、もしくは説明をきちんと丁寧にする、という姿勢が伝わってきました。

(3)頭の回転は非常に速そうな感じでした。しかし、それをそのまま口に出さずに、コントロールしながら話していた印象を持ちました。

(4)歴史にも大変興味をお持ちで造詣が深いのか、脳科学と歴史との組み合わせという切り口はとても興味深かったです。


2.コーチングとの関連性の視点

(1)コーチなら誰でも知っている「ピグマリオン効果」の話をしてくれたのは嬉しかったです。

聴衆の殆どが社長・経営者だったので、このテーマは、やはり効くのだと腹落ちしました。

(2)先生から「行動は『言葉』に縛られる」という話がありました。つまり、我々人間は我々が発したり、聞いたりする「言葉」に影響を受けて行動する、ということ。

言い換えれば、「言葉遣い」を変えることで行動が変えることが出来る、ということを意味している。納得!

(3)「自己肯定感」と「自己効力感」の話もありました。


3.日常生活で役立てられそうなこと

(1)イノベーションの視点
先生のお話によると日本人は、世界でもトップクラスの「不安になりやすい」国民らしく、かつ、同調意識が強い、とのこと。この資質がこれまでの日本の強さを支えていたと理解しました。

しかし、今後はイノベーションや価値創造を進める時代。経営者やリーダーは、集団から逸脱する人やアイディアを採り上げ、これまでと異なる価値を生み出す意識を持って欲しい、との強いメッセージを頂きました。

(2)「絆」を作る視点

自己肯定感は、「オキシトシン」という物質が影響している、とのこと。他人から「認められた」経験が、自己肯定感に大きく影響する。

幼少期の「承認体験」が大人になったその後への影響は続くようだが、大人になっても他人とと精神的な「絆」を作る、認められるという経験が自己肯定感を向上させる。これは日常生活でも配慮できる視点だと感じました。


非常に示唆に富みながら、我々の日常生活にも役立てられる内容でした。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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今朝は、雨上がりの「玉川上水」を散歩してきました!

玉川上水の「牟礼」分水取水口 玉川上水の「牟礼」分水取水口
玉川上水 玉川上水
森
玉川上水沿いの道 玉川上水沿いの道
玉川上水はどこまで続くでしょう... 玉川上水はどこまで続くでしょうか?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日はいつもの「駅ウオーキング」ではなく、単なる散歩。

雨も上がったようなので、うちの奥さんと気の趣くまま。

東京にも、こんなところがあるなんて。

徳川家光が「鷹狩り」に訪れた時は相当な「森」だったのでしょうね!

今でもその「三鷹の森」の面影は随所に残っています。

「玉川上水」って何?
ひょっとして、あの有名な作家が....した場所?

そんな質問には、ここではお答えしないことにします。

蘊蓄なんか傾けずに、とにかく目の前の自然を慈しみ、そして、楽しむ。

そんな三鷹・井の頭公園・玉川上水が大好きです。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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会社数字を活かす:経理部門から見える会社・社会とは?(Day12)「業務から体得する重要な視点」

「広い視野」「異なる視点」は、... 「広い視野」「異なる視点」は、どうしたら身に付けられるのか?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も一昨日に引き続き、私の前職である「財務経理職」という仕事を振り返りながら、異なる視点や考え方をお伝えして行きます。

全体は、下記のような流れで書き綴っています。

全体の流れ・章立て
第一部:財務・経理部門の役割(完了)
第二部:財務経理パーソンの「ありたい姿」(本日)
第三部:経理財務部門をどう活用するか

そして今日も第二部、

第二部:財務経理パーソンの「ありたい姿」を、

私自身の反省も含めて綴って行きます。

章立て
1.財務経理部門の存在意義(完了)
2.財務経理パーソンが目指すもの(完了)
3.「ありたい姿」の具体的イメージ(本日)


「ありたい姿」の具体的イメージ


章立て
1.財務経理パーソンが持ちたい「視点」(完了)
2.一年間の業務イベントとその対応(本日)
3.日々遭遇する事象のどこに焦点を当てるのか?


「一年間のイベントとその対応」

今日の章立て
1.財務経理パーソン業務の一年間の流れ(完了)
2.鍵となる業務(本日)
3.業務遂行で留意したいポイント(本日)


昨日、財務経理パーソンが一年間で対応する業務を列挙しました。

様々な業務があると改めて感じると同時に、年中行事やルーチン化すると仕事がおざなりになりがちです。

そこで、幾つか鍵となる重要な業務を採り上げて、その業務での着眼点、及び、財務経理パーソン個人の「スキルアップ」や「キャリア構築」に必要な視点を伝えようと思います。

2.鍵となる業務

重要な業務は挙げたら切りがありませんが、敢えて3つ採り上げるとすると以下の通りです。

(1)四半期決算と業績見通し
(2)中長期経営計画策定
(3)内部及び外部監査


3.業務遂行で留意したいポイント

上記で列挙した鍵となる業務に関して、業務遂行で留意したいポイント、並びにそれが財務経理パーソンのスキルアップやキャリア構築にどう繋がるか、という切り口で綴って行きます。

(1)四半期決算と業績見通し

①四半期決算は今後、年度決算よりも重要になっていく可能性が高い。

なぜなら世の中の動きが速く、企業は顧客・市場の動向をタイムリーに把握し、次の手を打つことが求められる。一年もお客様は待ってくれない。

②従って、四半期ごとに業績分析、及び、その分析に基づく将来の4四半期の業績見積りはより重要となる。

もちろん管理会計の観点で予算との比較は大切だが、競合他社との比較分析も同時に目を向けたい。

③極端な話だが、四半期ごとの業績見通し(フォーキャストと表現される)をきちんと実施することで、年間予算は不要になるかも知れない。

それでなくとも多忙を極める財務経理部門なので、同じような業務を何度も対応するのは時間的にも精神的にも生産的ではない。

第3四半期の終了時に提示される、その先の4四半期見通しは即ち翌期の予算と近いものになり得る。

④なお、業績見通しや計画というものは所詮「見通し・計画」でしかなく、見積り通りの業績になる訳ではない。従っていくら精緻に策定しても「外れる」ことは多い。

数字を的中させようとする作業は無理があるし、不毛だと感じる。従って、後で原因究明が可能となるように予測の「前提条件」を明確にしておく必要がある。


(2)中長期経営計画策定

①将来の見通しという観点では上記(1)の四半期見通し(フォーキャスト)と同様だが、中長期経営計画は事業活動の根幹をなすほど重要な作業だと感じる。

②なぜなら、自社の方向性や事業部ごとの今後の在り方を考える重要な機会だからである。

③自社の企業理念・経営理念やビジョンとの整合も視野に入れながら、数字を使って「青写真」を作成する作業とも言える。

論理だけではなく、右脳も活用した「夢」を描くような発想も重要。「Moon Shot」と表現される「夢の実現」を盛り込むことで経営者はもちろん、社員全員がやる気を出すような計画作成にも是非チャレンジしたい。

④中長期経営計画を策定する際には、まさに「世の中が今後どうなっていくのか?」と「変化・進化する顧客・市場に対して、自社はどういう存在になりたいのか?」を問う必要がある。しかい、これには絶対的な答えは無い。


(3)内部及び外部監査

①私は過去何度となく、いわゆる「監査」というものを受けてきたが、受ける側としては正直申し上げて、嫌な気分を味わうことが多く、楽しいことは非常に少ない。

従って、対応する財務経理パーソンとしてはモチベーションが下がってしまう業務である。

②しかし、ここは視点を変えて、少し冷静に考えたい。つまり自分の「専門スキルの向上」と「異なる視点に気付く」場と捉えたい。

③自分たちが正しいと考えている処理や作業、プロセスを外部的にはどう見ているか、どう捉えているか、を知る機会である。

経理処理では避けられないエラーをどうしたら未然に、最小にとどめるのか?外部者で監査人は様々な実例を知っている。それらを教えてもらえる機会だとも考えられる。

④また、外部者の視点は、財務経理パーソンが将来就くかもしれない職業や業務にも直結している。

経営コンサルタントを目指している財務経理パーソンならば、この視点は是非持って頂きたい。

⑤内部監査については、別の視点が重要である。もちろん監査なので外部監査と同様にエラー探しや手続きの不備をチェックされる。

それに加えて、内部監査人には、その年度の「監査方針」というものがある。これは実はその時点で会社としての重要戦略事項よ懸念点と連動していることが多い。

⑥例えば、経営陣が「リスク管理」が気になっているとすると、各部署がリスクというものをどう捉えていて、それをどう抽出するのか、未然に防ぐためにどういう管理システムを導入しているか?などが監査対象となる。

⑦また製品開発やイノベーションをより強化しようとしている企業であれば、イノベーションを産み出す仕組みや社員への意識付け方法なども監査対象になるかも知れない。

⑧従来の監査から趣を異にしているが、内部監査という手続きを通じて、ある部署での成功例や上手く行った事例・プロセスを、横展開するきっかけを創るという副産物も期待しているかも知れない。

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