著者~ 片田 珠美 (かただ たまみ)さん~ 精神科医師 小生は読み始めた途端に<その通り>と、相槌をうった。 他人の意見を聞かない人がいて困るという話を最近耳にすることが多い。 そういう人が私の周りにもいて閉口したことがあるのだが、最近その真骨頂ではないかと思えるような人物を目にした。 我が国の<安倍晋三首相>である。 <なぜ他人の意見を聞かないのか> * <自信がないから>ということも少なくない。 自信のない人ほど、他人の意見を少しでも聞くと揺れ動くせいか・・言いくるめられたり~言いなりになってしまうのではないかと不安や恐怖を抱いている。 * <他人の意見を少しでも聞いたら負け> こういう人は、黒か白か~0か100かのオール・オア・ナッシングで物事をとらえがちで、中間がない。 * <思い込みが強い> <これしかダメ>という具合に決めつけて自分の価値観を絶対視しているのも、一因だろう。 * <柔軟性がない> 平たく言えば、頭が固いのだが、こういう人ほど<視野狭窄>に陥りやすいので、いったん暴走し始めると、周囲が見えなくなる。 * <変化への不安> 一例で・・多いのは、新しい手法やシステムのメリットを他人からいくら説明されても、聞き入れず、導入に反対するような場合・・ 誰にだって変化への不安はあるのでとがめるつもりもない。 不安が強いと他人の意見を聞かずに自分だけで悩むことになりやすく、結局は自分が困るのではないだろうか・・ あなたが他人の意見を聞かない人と向き合うことになったら・・ まず<聞かないのか・・それとも聞けないのか>を、見極めるべきである。 <聞けない人>にいくら <懇切丁寧に説明しても、時間とエネルギーのムダ>だからである。 小生は<聞く耳を持たず~聞こうとしない人>との話し合いは<自己嫌悪に陥っても馬鹿馬鹿しい>ので、話し合いは早に打ち切ります。