書籍名~ <世界を平和 にするためのささやかな提案> 発行者~ 河出書房新社 <戦争神経と平和神経> 徳永 進さん~ ホスピスケア(野の花診療所)所長 手って、平和の時にも使われる、背をさすったり、髪を洗ったり、握手したり、稲や麦を育てたり、干したり・・ でもその同じ手が、うしや羊を殺し、人間を縛り、連行し、人間を切り、人間を撃ち、人間を殺すのにも使われる。 手は矛盾した行動を実行する。 人間の身体には、交感神経と副交感神経が走っている。 交感神経は戦場で作用する神経で、副交感神経は、平和の時に作動する神経と言われる。 <平和神経>だけにならないか、と思うが、ならない。 もしそうなると、大きな失調がどこかに生まれる。 この矛盾する身体よ・・ 平和がいいと思う。 平和だと命が育つ。 いろんな命が山や野、畑や田、川や海で育つ。 戦争だと、いのちは破壊される。 戦争はいのちを破壊することが目的だ。 家や街を壊す。 森や農場を破壊する。 川や海のいのちを奪う。 当然一番の目的は、人間のいのちも奪う。 小生は実現不可能??な夢ですが・・地球最後の日までに・・<恒久平和>が実現できればと願っています・・ 現在も・・中東・アフリカ他世界の多くの地域で戦争~紛争で、毎日多数の人間が犠牲になり・・尊い遺跡や文化財等が意味なく破壊されています。 日本では明治になってから <仇討>が禁止されました・・ 紀元になってから2000年余り世界中で、<戦争>のなかった時代は皆無ですが・・ 第一歩として期限限定で<1年間停止>・・実現出来たら良いのですが・