書籍名~ <愛国心>に気をつけろ!> 著者~ 鈴木 邦男さん~もと一水会代表 発行所~ 岩波ブックレット 鈴木さんは私と同年代・・同じような空気を吸って生きてこられたので共鳴する部分がありました。 <愛国心>は美しい花だ・・しかし毒をももっている。 この言葉は利用されやすい・<愛>といいながら、その反対の<憎悪や排除>に使われたりする。 ヘイトスピーチ・デモでは、何本もの<日の丸>が、打ち振られている。 その光景を見るたびに思う・・<日の丸>が泣いているのでは・・ 寛容で自由な国民の象徴であるべきなのに、排外主義の先頭に立たされている。 <愛国心>がもつ危険性 大衆運動がうまくいかないと思い、自分の言論活動にも展望がないと思い、絶望的な気持ちになる。 自分も<愛国者>だ。 だったら、国のために命をかけるべきだ。 国のためにならない人間を取り除き、自分もその場で自決すべきだ。 これは狂気であり、妄想なのだが、何やら甘い誘惑のようでもある。 私も10代のころ・・<大日本愛国党・総裁の赤尾敏先生>の演説に魅入られた・・ 歯切れも良く<帝政ロシアは・・>に拍手喝采しました・・ 私は、新しい<国歌~国旗>が制定されるまでは現在の<君が代~日の丸>を、大事にしたと考えています。 最近の右翼と称する集団は・<街宣車と戦闘服>・君が代を垂れ流して~日の丸を振り回すだけ・・騒々しいだけなのでなじめない。 <憲法音頭と24条の歌> 私は、この本で初めて知りました・・ 憲法改正論議で騒がしくなってきましたが・・ 1947年5月3日の新憲法が施行された日に * <憲法音頭>が発表された・・作詞~ サトウハチロー・・作曲~中山晋平さん * <24条のうた> なんたってお父さん・・ぼくはあの娘が好きなんだ・・ 河野 一郎代議士の邸宅焼き討ち事件~三島由紀夫割腹事件で関与したり最後は<朝日新聞本社で自決した・野村 秋介>さんが共通の先輩でした・
Posted at 2016-08-07 04:12
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