【Day389】習慣家として生きる
Nov
21
「こんばんは、習慣家のたいぞーと申します!」
おっと! 大胆にもいきなり名乗ってしまった。もう、名乗ったもん勝ちかもしれない。なりたい自分に近づくためのテクニック、それが「先取り」である。「名前」を先取ってしまえば、後はその名前にふさわしい自分になればいいだけだ。順番なんて関係ないぜ。
習慣に愛され、習慣を愛してやまない男の熱いメッセージを、ぜひ受け取ってほしい。
そもそも「○○家」とはなんだろう?
思いつくままにあげてみると、「起業家」「柔道家」「芸術家」「書道家」「革命家」「冒険家」「愛妻家」など。
辞書を引いてみると、「1つの領域を専門とする人。また、それに優れた人。ある特性を備えた人」と書かれている(大辞林より)。
つまり、その道のプロフェッショナルというわけだ。
まずは「習慣家」としての定義が必要だろうか。
「習慣家」とは、自分自身を直視して、微差を大切にしながら、成長を続けることができる人のことである。
いいぞ、いいじゃないか! 低い声で読み上げれば、品格のあるフレーズに思えてくるから不思議だ。
キーワードは「自分を直視」「微差」「成長」。ズバリ、この3点だ。
「自分を直視」するとは、自分自身と真正面から向き合うこと。習慣は、コツコツと1人で自分に向き合う時間が多くなる。自分のカラダや脳の動き、感情にフォーカスする必要がある。自分の「現状」や「本当の目的」をしっかりと認識できていることが大切だ。
「微差」とは、習慣によって育まれる自分自身の小さな変化。日々の活動の中で、まったく変化を感じられなくてあきらめてしまいそうになるが、たとえ1ミリでも前に進んでいることを実感できている感覚を忘れないようにしたい。
最後に「成長」とは、その「微差」を薄皮のように積み重ねていき、いずれは己をバージョン・アップさせ、次のステージへ進むための「通行手形」になるもの。途中のバージョンでは満足せず、絶えず次の新しいバージョンに向かっていける人が「習慣家」にはふさわしい。
どんどん行こう。次に習慣家として、具体的に取り組む「習慣道」を発表したい。
私が考える「習慣道」は、毎日、毎週、毎月続けている習慣が、なりたい自分、ありたい自分に繋がっているかを、きちんと把握できていること。
自分の掲げる「北極星」の方角に向かっているか、直結していなければ意味がない。最短でたどり着けるような手段を習慣のラインナップに加えていく必要がありそうだ。
やり続ける習慣さえ決まってしまえば、後は淡々と自分のペースを守ること。
そのペーサーになってくれるのが、「ToDoリスト」と「ダッシュボード」の2つである。「習慣道」をお供してくれる「助さん」と「格さん」だ。
ToDoリストと聞くと、ネガティブなイメージを持ってしまいがちだが、私にとっては「習慣タスク」のタイミングを事前にお知らせしてくれる「コンダクター(指揮者)」である。単発のタスクではなく、「繰り返しタスク」の設定にしておくことで、その役割を担ってくれる(Todoist Proプランを愛用中)。
そして「ダッシュボード」は、自分自身の活動結果を「見える化」してくれるもの。行動した結果(継続日数、カウント数、その他記録している数値情報)をグラフ等でビジュアル化して、時系列に確認できるようにしておくことで、進捗状況を把握することができる。このダッシュボードを確認する習慣は、「基地」に戻ってくる感覚がある。「習慣」のふりかえりとなる重要なアクションだ。
私はGoogleのダッシュボード(無償)を使っている。ダッシュボードが参照するデータベースは、これまたGoogleのスプレッドシート。完了させたToDoを自動連携したり、シートへ直接手入力していく。IT巨人の力を借りれば、構築自体は難しくはない。「車輪の開発」は不要である。
この2つのツールを活かすことで、自分のありたい姿を忘れることなく、邁進することができるようになる! 人はすぐに忘れる生き物なのだ。忘れないような工夫をすれば、習慣が途切れることはなくなるはず。使える道具は、便利に活用していこう!
このやり方は、あくまでも、私自身が習慣化に失敗してきた経験を通してたどり着いたもの。「習慣」として定着させるために、自分にとっての最適なやり方を模索し、日常の時間にマウントすることができればいいだけだ。トライ&エラーを繰り返していくしかない。
自分自身の「今」の最適を選択し、変化に応じて「改善」を高速に繰り返すのみだ。
最後に、「習慣」を通して、今、感じていること。
毎日、毎日、同じことを淡々と続けてわかったことは、自分を「いい状態」で保つことが容易になった点である。心が乱れにくくなったのだ。何らかの成果を出すことも最高だが、心が安定しているからこそ、自分にも他人にも社会にも優しくなれる気がする。
自分自身の心を安定させ、整えるという意味でも、「習慣」にとことん向き合うことができて、本当に良かったと思っている。
「習慣家」としての宣言はこれにて終了だ。
さあ、賽は投げられた!
「習慣家」として生きていく覚悟が決まったぞ。
これからは、「習慣」を実践していきながら、1人でも多くの人に「習慣」の大切さを伝えていきたいと思っている。明るい日本、輝く世界を実現させるためにも、まずは半径5m以内にいる人から伝えていきたい。良い習慣を通して、大切な人達が自己実現をしていってほしいと心から願っている。
いったいどうやって、それを実現させることができるのか?
この課題にとことん向き合っていくことが、「習慣家」としての生きる道なのかもしれない。
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