独り読書会4
Nov
25
本日も「新時代を生き抜くリーダーの教科書」越川慎司著(総合法令出版)の
第4章(CHAPTER4)から、ご紹介したいと思います。
本日のテーマは、「対話で始まり対話で終わる」です。
ここで言う対話の方法とは、何を指すのでしょうか?
著者は、ずばり「1on1」としています。
リーダーにとって1on1は問題解決の場ではなく、「問題発見の場」として活用する事を薦めています。
皆さんは、1on1ミーティングの経験は有りますか?
1on1ミーティングは、米国シリコンバレーで始まり、日本では2012年からヤフーが導入し、現在、多くのの企業が導入していると言われています。
この章では、1on1の効果的な導入方法について、いくつかを抜粋しますと、
・時間が無いというリーダーには、「わざわざ時間を確保する事に意味がある」事を理解してもらう
・1on1は、いわゆる面談ではなく、人事評価を行わない
・メンバーが気づいていないことを伝えるフィードバックが大切である
など、詳細に説明されています。
実際に、1on1ミーティングをスムーズに実施するためには、
「認める、聴く、質問」するというコーチングの基本スキルが、大いに役立つことでしょう。