天使の分け前
Mar
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タイトルから想像すると神秘的なイメージを持ちますが、天使の分け前とは、英語でAngel's shareと言われています。
Angel's shareとは、ワインやブランデー、ウィスキーなどは、その製造工程で樽などでの熟成しますが、熟成中に水分・アルコール分が蒸発し、最終的な製造量が毎年約2%ほど目減りします。この減少分の事を指す言葉でして、または「天使の取り分」とも言われています。
原理的には、樽は基本的に木製であり、液体は通さないが気体は通すため、熟成の間に酒に含まれる水分やアルコール分が蒸気となって少しずつ樽からしみ出ていくという事なのですが、何ともお洒落なネーミングだと思っています。
写真は、2013年に公開になったAngel's shareというタイトルの超マイナーな映画です。
内容は、スコットランドが舞台で、もちろんウイスキーに関わる話ですが、喧嘩の絶えない主人公が、新しい才能に目覚めるというストーリーだったかな(笑)
同じ2013年にスコットランドに行くことが出来て、その映画の同じ場所に行けた感動が今でも残っています。