リーダーに求められる「部下との会話」(2)
Sep
4
昨日の続きですが、リーダーの多くの悩みの一つが、「部下との会話が続かない」と書きましたが、会話が続かない原因には、どんな事が考えられるのでしょうか?
まず会話が続かない現象の多くが、
「話しづらい部下がいる」「部下の反応が悪い」「一方通行で意思疎通ができない」などが考えられますね。
その原因の多くが、「意識が自分に向いている」と言えるでしょう。
つまり、「部下の反応を気にしすぎる」「部下の話を聞いていない」「自分の意見を押し通す」「すぐに部下に合わせようとする」などです。
このような状態では、部下との良好なコミュニケーションはできないですね。
では、どうすれば良いのでしょうか?
その対策の一つですが、部下との会話をする際に「好奇心を持って質問をする」事をお勧めしたいと思います。
コーチングを学ぶと、認める、聴く、質問するという基本を学びます。
どれも大切なスキルですが、ここでは「質問する」に焦点を当ててみたいと思います。
コーチングでの質問は、クローズド・クエスチョンは避けるようにと学びます。
しかし、「部下との会話が続かない」という状況のなかで、いきなりオープン・クエスチョンを使うのはハードルが高いと思います。
他のコーチからは批判もありそうですが、
私は、あえて最初はクローズド・クエスチョンを使う事で、部下との距離を縮めていく事をお勧めしたいと思います。
例えば、「朝ご飯はたべた?」「食べました」「何を?」「トースト」などのように、少しでも部下の事を知ろうと努める事が良いと思っています。
他にリーダーとしてできることはないでしょうか?
(明日に続きます)
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