コーチングとナッジ理論について
Sep
30
昨日、AppleWatchの目覚まし機能を書きましたが、
アラーム機能としてのナッジ、つまり「ひじ等でそっと押す」事を知りました。
そこで、調べてみたところ、
ナッジ理論とは、行動経済学の中のひとつで、 2017 年にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大学のリチャード・セイラー教授によって提唱された理論といことで、「肘でつつ
く」とか「背中を押す」という意味合いであり、人々を強要するのではなく自然に良い方向へ誘導し、自然な形で行動変容を促すようにするための理論との事です。
具体例を転記しますと
お財布事情の厳しいサラリーマンがうなぎ屋さんにいってメニュー表を開いたとします。そこには、「松1500円」「竹2500円」「梅3500円」のうな重メニューの記載がありました。
お金がない状況なら、通常は1番安い1500円の松を食べようかな……と思うかもしれません。しかし、5割以上が真ん中の2500円の竹を選ぶのです!
というような行動に関する理論なのです。
他にも、病院や、健康経営に取り組み企業などで、知らないうちに多く使われているようです。
なにより、コーチングでクライアント自身の行動変容を促すのも、ナッジのひとつなのだと思います。