イカリソウ(碇草・錨草) メギ科(Berberidaceae )
学名:Epimedium grandiflorum Morr. var. thunbergianum (Miq.) Nakai
高さ20-40cmの夏緑性の多年草。葉は、広卵形で薄い紙質の小葉を出す。
成長した葉の表面は無毛。裏面には微毛があり多くは粉白色を帯びる。
花は直径4~5cm、葉出より早く咲くことがある。
花びらの基部から距と呼ばれる細い管が四方にのび、先の少し膨らんだ部分に蜜を持つ。
明るい雑木林や土手の草むらにかたまって生えている。
花色は白・クリーム・淡紅色・淡紫色で船の碇・錨に似ていることで名がついた由。
特徴的な花が咲いた後、夏や秋には三つまたに枝分かれする葉が見られる。
自然分布;北海道(西南部)・本州。 日本固有種。
薬草として利用されている。強壮、強精、血圧低下、健忘症防止等々などと多用される。
ユンケルに使われているとか、酒として飲まれることもある由。
放杖草・棄杖草とも呼ばれ、これを飲めば元気になり老人にも杖はいらないという意味だ。
画像の花は、かなり赤が濃い様に思う。珍しい色合いだ。
4月3日「泉の森」(4月8日誌)
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