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梅雨期の代表的な花「紫陽花」、今年は伊豆行脚を欠いてしまった。
それでも近間の公園で幾種類かの紫陽花を観ることは、出来た。
園芸種の数には驚かされるが、原種のアジサイに更に強く惹かれる。
今年は、近間の公園に植栽されてる園芸種に思いを馳せた。
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アジサイ(ハイドランジア;ホンアジサイ)
日本古来からの名称;
「集まった藍色の花」、集めるの意の「あづ」に「真藍(さあい)」
これが「アヅサアイ」から「アジサイ」となった、と云われてきた。
中央にある小さな花が両性花と呼ばれる本物の花。
花びらのように見えるのはガク片が変化した装飾花。
アジサイの両性花は実を結ばないため「中性花」と呼ぶのが正解か??
が、雄しべには花粉がつき、雌しべの子房も膨らんでいる、これは!?!
自生原種、ガクアジサイやアジサイ(ホンアジサイ)。
セイヨウアジサイ Hydrangea macrophylla Sieb. f. hortensia
《よく見る球状の日本原産のガクアジサイ(Hydrangea macrophylla)の改良品種》
ヤマアジサイ(サワアジサイ)Hydrangea macrophylla subsp. serrata (Thumb.)Makino
アマチャ(ヤマアジサイの変種)、
エゾアジサイ Hydrangea macrophylla subsp. yezoensis (Koidzumi) Kitamura
別種のアジサイ、アジサイに似た花、多種多様である。
今年目にしたアジサイ、ヤマアジサイ系や日本で栽培改良されたあじさい。
それらは、微妙に変化を以っており園芸大国日本を表しているようだ。
中でも記憶に残った紫陽花。
「相模原市・相模原北公園'16/06/12」
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