東北地方の旅。

東北地方の旅。

ゴールデンウイーク後半から田沢湖周辺そして帰り道、八戸に寄った。
田沢湖周辺では、自転車ツーリングを3日間楽しんだ。
田沢湖をベースに女性、それも中高年中心で
ツーリングを楽しんでおられる方達に同道させて頂いた。
皆、ロードレーサー仕様のBikeに乗って。。。
雨天の中を走り始めた。
途中、むらっこ物産館では、都会では幻と言える
こしあぶら(山菜・地元では、あぶらっこと呼ぶ)の
てんぷらをご馳走になった。
気分良く、その日の宿泊場、西木町クリオンまで
50kmを走破した。これは、ほんの足慣らしであった。
宿泊場に荷を置き、あたりを散策走行。
途中の民家で、出来たての温かい豆腐をご馳走になった。
このツーリングを主催されてるT女史は、
かつてツール・ド・フランス(世界最高峰のロードレース)を
取材しつづけ、日本のレーサーを育成されていた方。
女史に集うご婦人達も半端ではない、当然でもあるが、
その意気込みは、素晴らしいの一言だった。
今回のツーリングで自転車の素晴らしさを再認識した。
それは、自転車目線。
相当の範囲を回れ、車では見過ごしてしまう景観をキャッチできることだ。
2日目は、凡そ100kmを走ったが、
途中、民家の裏庭に「ミズバショウ」が咲いているではないか!!
ミズバショウと言えば、山中で見れるものとおもうが、
場所によっては、個人宅庭でお茶を飲みながら眺められる!?!
こんな贅沢が出来る場もある。
花好きの都会人では、考えられないこと。
田舎(表現が悪いが)、過疎地に心の故郷、原風景を見た。
素朴な山あいを走った翌日、その近くの角館を見て回った。
連休後にも係わらずそこは、全くの都会的観光地になっていた。
食事処の事だ。何と高くて不味かったことか。
地域の特徴が感じられなかった。
地方の活性化・町並み保存を目指した原点とは裏腹に。
ただひとつ、歴史の生き証人を拝した。
観光案内などには載っていない。明治の文化。
レンガを用いた蔵(2箇所で見た)。
蔵自体は珍しくもないが、
明治期に入った異国文化、レンガの組み上げ方である。
正統なイギリス組み。見事であった。
手間のかかる仕事ゆえ、現代では余り見かけない。
明治期の角館と言えば、地方も地方の小都。
そこに文明開化なる異国文化が導入されている。
こうしたことこそ紹介されるべきと思った。
     
      * * * * *

ブログルには、東北の、青森・八戸の方はおられまいか。
帰り道、立ち寄った八戸で種差海岸の海辺より数十メートルの岩場の一隅で「ミズバショウ」が生息しているとの記事を見た。
即刻、探しに行ってみたが見つからなかった。
時間が無く、又の機会にと、帰京した。
今回の旅は、ミズバショウに始まり、ミズバショウで終わった。
植物の自生とは、不思議だ。


#自然

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お久しぶりでぇ〜す!
さすが、綺麗な画像ですね。

ミズバショウ、去年、新潟の弥彦神社で見ました。
信州でもよく見かけますね。
凛と立ってる姿がいいです。

バイクツーリング3日!
お尻は大丈夫でしたか?
Posted at 2007-05-17 02:20

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ミズバショウは、ごく普通に見られます。
でも個人宅のお庭に咲いている。それをノンビリと老夫婦がお茶を飲みながら眺めている情景、脚を止め、声を掛けさせてもらいましたが、老夫婦を撮るには、憚られた。静かな空間でした。
Posted at 2007-05-19 08:15

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