《時節感慨・・呟記・・“晩秋・・野の草木!!”》
マルバノキ(丸葉の木);
まだ暑い時期から紅葉し始める。葉に模様が入る「斑入りマルバノキ」もある。
マルバノキは株立ち状に育つ。本州中部以西の限られた場所を原産地とするマンサクの仲間。
秋になると写真のようにマンサクに似た(というよりもヒトデに似た)小花を咲かせるものの、
同時期に展開する紅葉に比べれば存在は控えめであり、あまり目立たない。
しかし紅葉・黄葉が楽しい。一本の木に赤、黄色、緑の葉が入り混じる美しい雑木の呈。
「マルバノキ=丸葉の木」、ハート型葉でマンサクよりもハナズオウやカツラの葉に近い。
葉にクリーム色の模様が入る品種もある。花が咲くころに分厚い皮を持った実ができる。
別名のベニマンサクは花の様子と花色により、花は直径1.5センチ程度。二輪が対になって咲く。
自生地は林の中などが多く、耐陰性がある。半日陰程度ならよく育つ。株立ち状に育つ。
落葉低木のマルバノキの花は他の落葉花木と違い、赤く色づいた葉が散り始める頃に咲き始める。
咲き方も変わっていてマンサクのような形の赤い小さな2つの花が背中合わせに咲く。
やがて結実すると、螬果はそのまま枝にぶら下がり、翌年の秋に熟して2つに裂ける。
赤くてマンサクに似た花が咲くことからベニマンサクと呼ばれる。
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先日の紅葉・黄葉散歩、改めて自然のままの素朴な景観、人間の創造など到底及ばないと感じた。
観光客でごった返す「忍野八海」でも所々、目を見張る光景が、レンズを通して楽しませてくれた。