ベニバナゲンノショウコ(紅花現の証拠);
東日本では白色、西日本では紅紫色のものが多いが、紅紫色、中間色もある。
茎はやや地を這い、下向きの腺毛がまじる。葉は掌状に3~5深裂する。
若葉には紫黒色の斑点がある。
花は、直径約1.5㎝位、花弁5個、長柄の先に1~2個つける。
萼片5個、萼片の先に短い棒状の芒がある。萼片や花柄に腺毛がある。
雄しべ10個、葯は青紫色。雌しべ1個、花柱は5裂する。
愛知県絶滅危惧ⅠB類のミツバフウロは葉も似ており混同しやすい。
コフウロは葉が3全裂することで見分けやすいが。
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野放図の庭にゲンノショウコが咲き出した。色々な野草が顔を出す。
芝地は、すっきりとしているが自由奔放に咲く野草の方が好きだ。
小さな花があちこちに咲く風情も良いものだ。
ポツポツと咲いていたホトトギスが談笑してる様に咲く姿は微笑ましい。