《時節・_・襍感⇔“!?!未だ咲いてる紫陽花”》
四季咲きヒメアジサイ(姫紫陽花四季咲き);
紫陽花と言えばアジサイ属の総称だが、一般的には西洋紫陽花をさす。
鎌倉明月院の紫陽花は、姫紫陽花と呼ばれる品種で日本固有種。
故牧野富太郎博士が昭和4年に本紫陽花より分離して発表した小型紫陽花。
四季咲き姫紫陽花は、6月に咲き始めて12月になるまでポツポツと咲き続ける。
本来の「ヒメアジサイ」とは、別種類とされている。
四季咲き紫陽花(長期間開花)は、植木産地安行(川口市)に古くからあった。
「安行四季咲き姫紫陽花」とも呼ばれており、よく植栽されている品種。
一般的には、本紫陽花(在来の手鞠紫陽花)と姫紫陽花を混同してる。
姫紫陽花の花形は、特徴的で大方5個の花房に分かれ花の形がゴツゴツして、
葉に光沢が無く、質が薄いが、花は女性的で優美に魅せる。
姫紫陽花は、野生に見えない。正確な来歴は分かっていないらしいが、
研究家によれば「蝦夷紫陽花か山紫陽花の1タイプが、
本紫陽花と自然交雑して出来たものが、姫紫陽花と言われている。
(参考:「日本のアジサイ図鑑」柏書房、「あじさいを楽しむ」栃の葉書房)
「相模原市麻溝公園&県立相模原公園 2019/11/17」