オケラ(朮);
学名に混乱があると言われているが、ここでは上記のように記すことにする。
短い根茎があり漢方薬に利用される。茎は細く、木のように堅くなる。
葉は互生し、下部の葉は長さ8~11㎝、3~5裂し、縁には刺状の鋸歯がある。
根生葉は花時には枯れてない。葉は秋の終りに黄色くなって落ちる。雌雄異株。
頭花は直径約2㎝、筒状花だけからなり、やや紅色を帯びた白色、稀にピンク色。
雄株は雄花、雌株は両性花であり花冠の先は5裂する。総苞は長さ10~12㎜の鐘形。
総苞片は7~8列。魚の骨のような特徴ある形をした総苞外片が、2列に総苞を包む。
総苞外片を苞葉と解説している図鑑もある。
(2列の総苞外片は外苞葉 と内苞葉といい、その内側に総苞があり総苞片が多数 )。
「令和参年(皇紀2681年)11月13日、記」