《襍・/・画 小さな“春”(12) ❖’23-45》

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ラショウモンカズラ(羅生門蔓) シソ科(Lamiaceae)
学名:Meehania urticifolia



2015年5月23日撮影。昼寝 バニュー。
今年のドクダミ開花は、5月10日頃。
《 時節・_・襍囈⇔私的"幻”の植物(2)+α!?!》
ラショウモンカズラ(羅生門蔓);
八ヶ岳連峰の最北に位置する蓼科山。昔、四季折々、その連峰周辺を歩いたものだ。
八ヶ岳連峰には、希少な高山植物が幾種類も自生しているが、麓にも野草は多い。
首都圏では土地開発等であまり見掛けなくなった植物に羅生門蔓がある。
本州、四国及び九州に分布、と広範囲で見られるシソ科の多年草。
初めて見たのは、蓼科山麓の湿気のある林縁であった。5月下旬のことだった。
鮮やかな青紫色で、古名を瑠璃蝶草(るりちょうそう)というに相応しい花姿。
花の基部は筒状で、筋肉質の腕を曲げたように見える。
これを平安時代の武将「渡辺綱(わたなべのつな)」によって切り殺された、
羅生門(羅城門)に住む鬼女の腕に見立てたのが名前の由来。
カズラは「ツル性植物」を意味する。
開花までは茎が直立するが、花後は地を這い茎が横に伸びる「半つる性」性質。
花は、4~5cmの唇形、葉脇から伸びた花茎に2~4輪が纏まって階段状に咲く。
上唇部分は二つ、下唇部分は三つに裂け、下唇の中央はさらに二つに裂ける。
白地に濃い紫の斑点模様と長い白毛がある。その姿は、美しい。
葉は、三角状で茎から対になっている。上部の葉には柄がほとんどない。
茎を抱くように生じる葉。下部の葉には長い柄がある。
全体に白い軟毛を生じて柔らかく、さわやかな芳香がいい。
蓼科山周辺には、羅生門蔓の群落あった。今は、如何なっているだろうか??
§    §    §    §    §
五月十八日は、特段・・・感慨深い日。
我が家族に最大の癒しを与えてくれた、愛猫が天に召された日。
猫アレルギーあった妻をも虜にした男の猫子(三男と言っていた)。
16年もの間、我々夫婦を見守り、介護??してくれて^^)。
台風が接近してる天候の昼下がり突然、我が家にやって来た。
平塚・馬入川(相模川)河口橋の袂で踞っていた赤ちゃん猫。
それを見た長男・・「連れ帰るしかないっしょ」、と連れ帰った。
掌大の可愛い赤ちゃん猫、タオルに包まって次男の膝で怯えていた。
足の肉球が火傷状態、暑い道路か砂浜をさ迷っていたのだろうか?
家族会議^^)で同居決定、馬入川をもじって「バニュー」と命名。
色々と思い出を作ってくれた子だった。16年余り健気に寄り添ってくれた。
2017年5月18日午前4時5分永眠。漸くブログに書けるようになった。
バニューは、晩年、庭の野草の中でよく昼寝していた。気持ちよさそう!!

「令和伍年(皇紀2683年)5月18日、記」 

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