“初春の植裁植物(2)”《襍木 ・/・古往今来287》

ロウバイ(蝋梅)
ソシンロウバイ(素心蝋梅)

里山の中に移築された古民家の脇に植裁された「蝋梅」の2種類。
ロウバイ(蝋梅) ロウバイ科(Calycanthaceae)
学名:Chimonanthus praecox (Calycanthus praecox;Meratia praecox;Chimonanthus fragrans)
別名: カラウメ(唐梅) ;英名 Winter sweet

ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科(Calycanthaceae)
学名:Chimonanthus praecox form. concolor

ロウバイとソシンロウバイとの違いは、ロウバイの花芯が濃い赤紫であること。
亜種のソシンロウバイは、中心部まで同じ色。
名前は蝋細工の梅に似た半透明の花というのが一般的だが、
臘月(陰暦12月)に花を咲かせるという説もある。
素心蝋梅の名は、茎にはスポンジ状の白い芯があり、これが「素心」の名前の由来。
野生は比較的少なく、今日では広く各地で栽培する。少し芳香がある。



1月13日誌「大和市・泉の森」

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“初春の植裁植物(1)”《襍観 ・/・古往今来286》


春にあちこちと出向きたい・見たい植物「あじさい」。
里山に植裁されたアジサイにも新芽が膨らんできた。
愈々、活動・・目に見える姿の到来。

1月12日誌「大和市・泉の森」

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“初春の里山(3)”《襍観 ・/・古往今来285》


植物の生態を観ていると摂理を色々と学ばさせてもらえる。
葉が生い茂り茎の存在が見えない、が今の時期はそれを見て取れる。
蔓性植物の今をみていると、メタボリズムを思える。
言葉なき自然界からの教え。謙虚真摯に物事と対峙できる。
感謝の眺めだ。
1月11日誌「大和市・泉の森」

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“初春の里山(2)”《襍観 ・/・古往今来284》


この時期の里山って閑散としている。
そんな中で楽しげに笑い声が聞こえる場所が・・・。
身近な里山に「ふれあいキャンプ場」と銘打った場所がある。
使用料は無料、炊事に使う鍋なども無料で貸してもらえる。
今どき自宅で「炊事」薪やかまど・お釜でご飯を炊くことはないだろう。
それが体験できるのだ。週末は、いつも賑を見せている。
そんな場から半径100メートルほどの範囲に様々な植物が自生している。
だが、散歩をしている人や、食事を楽しんでいる人々・・・
植物に関心を持つ人が少ない。それ故、自生地は安泰!?!
だが、稀少植物を盗掘しやすい環境でもある。
憩いの場は、自然のままであってほしい。
デイキャンプの人々を遠目に眺めながら植物觀察。
1月10日誌「大和市・泉の森」

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“初春の里山・黄色”《襍観 ・/・古往今来283》


ハナナ(花菜) アブラナ科(Brassicaceae/Cruciferae)
学名:Brassica rapa var. amplexicaulis
別名: ナノハナ(菜の花)

千葉県房総半島各所で野菜として栽培されているハナナ。
花のツボミが膨らみ始めた頃に先端を摘み取り出荷する。

時折訪ねる二宮の吾妻山公園、菜の花(ハナナ)で有名になった。
「関東の富士見百景」でもある。
山頂の菜の花の向こうに見ゆる富士嶽、見事である。
菜種油を採るアブラナ、観賞用・食用のチリメンハクサイから改良されたハナナもナノハナ。
若芽の状態で食用にするナバナ(菜花・葉がちじれ、花期は1月~)。
* * * * *
「菜の花」は、黄色い花をつける「アブラナ科アブラナ属」の総称。
日本には「アブラナ属」植物の自生はなく、野菜などとして栽培されている。
それらが半野生化したものは、あるようだ。
○アブラナ(油菜) 学名:Brassica rapa var. nippo-oleifera
○セイヨウアブラナ(西洋油菜) 学名:Brassica napus
○セイヨウカラシナ(西洋芥子菜) 学名:Brassica juncea   
春に茎を立て、穂状に黄色い4弁花を多くつける。
古い時代に中国で農耕栽培されていた。「アブラナ(油菜)」は弥生時代以前に日本に渡来。
「セイヨウアブラナ(西洋油菜)」は、明治時代初期に導入された。
「セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)」は、単にカラシナ(芥子菜)とも呼ばれ、
アブラナ同様に弥生時代以前に日本に渡来したとされている。
現在、植物油を採取する目的には「セイヨウアブラナ(西洋油菜)」が主流。
「カラシナ(芥子菜)」は、種子から香辛料の「芥子(からし)」を採取することからの命名。
「洋ガラシ(マスタード)」は欧米で栽培される。
「クロガラシ/学名:Brassica hirga」とか「シロガラシ/学名:Brassica hirta」からとられている。

古くは、古事記等にも現れており、江戸時代には「胡菜」などと呼ばれていた。
葉を食用にするのは「アブラナ」や「カラシナ」で、
「セイヨウアブラナ」の葉は一般的には食用にはならない。
   

1月9日誌「大和市・泉の森(民家園)」

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“初春の海岸”《襍観 ・/・古往今来282》



湘南海岸は温暖だが、海中はやはり寒い!!
サーフィンしてるワンチャン・・・・どことなく寒々しい。


1月8日誌「藤沢市・片瀬海岸」

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“七草”《襍感 ・/・古往今来281》


早い、アッと言う間に今年も1週間を持った。
里山にも春のイブキが感じられる。


1月7日誌「大和市・民家園」


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“初春の花芽”《襍木 ・/・古往今来280》


ミツマタ(三又、三椏) ジンチョウゲ科(Thymelaeaceae)
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.

和紙を使う者には、極普通に聞く名前、三椏。和紙原料として楮(コウゾ)と共に最も一般的な原料。
画像は、ハルに咲く花芽。柔らかく暖かそうなビロード状の衣をまとい冬を越した姿
そろそろ開花に向けて活動し始めるか。小さな蜂の巣が沢山あつまっているように映る。
花のない蕾も縮こまっているこの季節に健気に姿を見せた。
初春のうららかな姿だ。
「和紙の原料になるのは枝で、皮を剥がして使用する。

1月6日誌「大和市・泉の森」


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“見直そう、古きスポーツマンを。”《叛逆のろれつ「二千十五年(弐)」279》


コメントありがとう存じました、くまごろうさん。
想った事が、諸々あって新しくスレッド立てました。
* * * * *
日本の文化継承を願う者として、更にはアスリート(自転車・登攀・陸上競技)経験者として、
批評・批判は、屁理屈で語って欲しくないって思うのです。
超一流ではなく超三流アスリートだった僕ですが、今度の文面には些か怒りを覚えました。
真っ向からスポーツサイエンスを記して欲しかったですね。
くまごろうさんご指摘の・・・クレー射撃やバイアスロンの射撃は、まさに西欧的です。
オリンピック発祥の西欧を思えば当然とも思えます。。。!
公認記録にしても西欧の押し付けでしかないでしょう!?!
オリンピック・世界選手権のルールになると西欧人の都合の良いものに改定されてしまう。
こうしたことに厳しく批判・論陣を張ることを見せずに。。。?
日本独特の競技・特質を断じる。良き点を加味しない。発想転換なしの感情論では???
* * * * *

「射撃競技」
歴史的な西欧社会背景、白人感覚(狩猟民族的)を思いますと
狩猟(貴族の遊び)をスポーツ化させた経緯が見て取れます。
発祥発案者的種目(射撃)って思います。これこそ異文化・歴史背景を物語っておりましょう。

玉木氏は、作家でもある、がイメージの貧困、物事に対する画一的貧化に陥っている様にも見える。
かつてMTBやBMXは、若者の遊びから始まった。サーフィンにして然り。

氏に問いたい「スポーツの定義とか駅伝とはなんぞや??」と。

30年も昔、愚息・長男がBMXを始めた頃、使いすぎ症候群が問われていました。
子供に向かって「根性論」、激を飛ばす親たちに科学的な子供の生理学を述べても響かなかった。
今で言う科学的トレーニング。幼少期からの発育生理学も含めての運動基礎能力について。
個人的な能力差は、さておき科学的なトレーニングに基づき己を向上させたアスリート。
数人は、全米のBMX選手権大会で互角に対戦できるまでになった。
しかし最期がすぎて、オリンピック種目になった頃は、実力が落ちていたのはしかたない。
こうした経緯・下地があるから今では、世界と戦えている。
国際大会の遠征費等は、自腹が常です。オリンピック参加にしてかなりの自己負担。
マイナーな競技の宿命かもしれません。それ故、指導者は・・・PRにやっきになった。
だれでもが気楽に出来はするが、競技者を擁護する態勢がないとそれこそ進展しない。

余談が長くなりましたが、本論^^)。
日本的な剣道・合気道・空手・相撲等とオリンピック種目にないものを如何に捉えておられるか??
これ等はスポーツではないのか??と嘯きたくなります。
スポーツ評論の前に過去のアスリートの生き様を如何に捉えているのか聞いてみたい。
古くは、剣道の達人。
森寅雄(もり とらお)1914(大正3).6.11~1969(昭和44).1.8をご存知ありませんか。
大正3年6月11日、講談社の創始者「野間清治」の妹ヤスの四男として群馬県桐生に生まれた。
あの高名な千葉周作道場四天王の一人森要蔵の血をひき、5歳の頃から竹刀を握り剣道を始める。
大正11年、野間清治の一人息子「恒(ひさし)」の話し相手に望まれ、東京の野間家に引き取られる。
講談社では社員教育の一環として剣道道場を運営しておった。
関東一といわれる道場で増田真助ら当時の高名な剣客の指導を受け、その才能が開花。
大将として巣鴨中学を全国中等剣道大会連続優勝に導く。
巣鴨中卒業後、野間清治が経営権を持つ報知新聞に将来の社長候補として入社。
実力日本一を謳われながら、昭和9年、皇太子殿下御誕生奉祝天覧試合の東京予選決勝で、
寅雄は彼らしくない試合運びで野間恒に破れ、日本一の剣士の栄冠は恒のものとなる。
昭和12年、剣道普及のため渡米。ハワイ、L.A.で剣道普及活動を続ける傍ら、
南カリフォルニア大学でユーテン・ホーフからフェンシングを学び、
翌年2月にはカリフォルニア大会で早くも優勝を果たす。
昭和13年、全米フェンシング大会に南加州代表として参加。
無敗で勝ち進んだ決勝戦では、審判の誤判定(人種差別的)により破れて準優勝に終わるが、
全米に「タイガー・モリ」の名を知らしめた。その後、日米関係が悪化、戦争に突入。
太平洋戦争勃発で、寅雄が目指したフェンシングでオリンピックメダリストの夢は、潰えた。
(1940年に東京オリンピックが予定されていたが中止)北米の剣道組織も完全解体された。
戦後の困窮期、進駐してきたかつての教え子ポール・水上の援助で乗り切り、
家族で再び米国へ移住。昭和26年、38才で出場したフェンシングアメリカ西部地区大会で全勝優勝。
敗戦後日本人がアメリカを破った最初の試合であり、迫害に苦しむ日系人に勇気と希望を与えた。
その後、証券会社勤務の傍ら、日米両国でフェンシングと剣道の指導に尽力。
昭和35年、ローマオリンピック大会に米国フェンシングチーム監督として参加。
東京、メキシコ大会と全米チームのコーチを務める。
その後、ロサンジェルスに「モリ・フェンシング・アカデミー」を設立た。
全米初のプロフェンシングコーチとして活躍、一方では、世界剣道選手権大会開催に奔走していたが、
昭和44年1月8日、剣道の練習中に心臓発作をおこし、54才で亡くなった。
剣道を国際競技にすべく世界中で普及活動を行ない多くの優れた選手を育てている。
タイガーモリが果たせなかった全米選手権での優勝は、弟子でもあり娘婿の大川平二郎が、
3連覇という偉業を達成している。大川平二郎は「モリ・フェンシングアカデミー」の継承者。
剣道に於いて森寅雄は、「突き」が得意技、剣道試合の多くで「突き」で勝っている。
フェンシング的!!な「突き」だが、剣道の場合、実力差がないと、突きは決まらない。
タイガー・モリとして魅了した背景には、日本的な潔さが垣間見れる。
(簡単に表現するには憚れるほど、人間的な葛藤は、あったと思います)
剣道という武術をスポーツ化するも、底に在る精神性は、世界には中々届かない。
柔道にして然りと思います。
昨年末の玉木氏の論考には呆れたが、その一方で、どよめくこともあった。
NY・ヤンキースから黒田博樹投手が2015年シーズン、8年ぶりに古巣の広島カープへ復帰すると。
古巣への恩返しは良いとして、
「ボロボロで現役最後の1年だけプレーする、ではなくて“まだまだやれる”間に2~3年、プレーしたい」。
日本的義理と人情って映りますが、
メジャーの第一線で活躍中、ヤンキースの同僚だったCC・サバシアの言。
「最高のプロフェッショナルさ。
素晴らしい能力を持った投手であることは間違いないが、それよりも誉められるべきは彼の人間性だよ。
たくさんの実績を重ねているのに気取ったところがまったくない。
謙虚で、そしていつも冷静沈着でジェントルマン……非の打ち所がないよね。
ヒロとは野球についてだけでなく個人的なことまで色々とじっくり話したから彼の性格はよく分かる。
常に自分の信念を持ちながら、そして相手に対しても尊敬の念を抱いているんだ」
サバシアって、サイ・ヤング賞やア・リーグ最多勝など数々のタイトルを手にした屈指のスーパースターだ。
そんな選手が、黒田の姿勢から新たに学ぶことはとても多く、特に「ある事に気付かされた」と振り返る。
この世界に入ってきたプレーヤーの中には地位や名声を得てスーパースターになったことで
高慢になってしまう者も誰とは言わないが、残念ながら大勢いる。
もしかしたらヒロと出会わなければ、オレもその1人にカウントされたままだったのかもしれない。
英語で“Pride goes before destruction(ごう慢は破滅に先立つ)”ということわざがあるが、
そういう要素がヒロにはまったくないよね。
自分も彼とチームメートになって“元の自分に戻らなきゃいけない”と教えられたよ。…
ヒロは、そうだな……。まるで教会の牧師のような人物だと思うね」
ヤンキースの編成トップを務めるブライアン・キャッシュマンGMも語っている。
「ビジネスライクなプレーヤーが多い中で彼はリアル・マン(正真正銘の男)であり、そしてサムライだった」
「こちらが複数年契約を提示してもヒロは『1年1年で勝負したいから、甘えたくない』と断り、
あえて単年契約を希望し続けた。
より有利な条件で契約したいはずの代理人も、きっと彼の頑固な性格には困り果てていただろうな(笑)。
私が知る限り、ヒロのようなスタンスを持つプレーヤーはいないよ。
GMの私も彼の生き様から、多くのことを学んだと思っている」
「学んだ」と言えば、ドジャースのクレイトン・カーショウもそうだとか!!
26歳の若さで通算3度もサイ・ヤング賞に輝き、昨オフにはMLB史上最高となる総額2億1500万ドル
の7年契約を結んだスーパー左腕が2008年から2011年までチームメートだった黒田に心酔していたのは有名な話。
キャッチボールの相手を務めるケースが多かった黒田にピッチングやトレーニングに関することから
プロのプレーヤーとしての心構えに至るまで、ありとあらゆる手ほどきを受けた。
「ボクがヒロに『多くのことを教えてくれ』と頼んだんだ。
2008年のボクのルーキーイヤーは、ヒロも日本から初めてメジャーに来た1年目。
でも彼は日本で特別な経験を積んでいたからね。“センセイ”がいなかったら、今のボクはない。
ヒロと出会えたのは、本当に幸運だった。
今、彼とはチームメートでなくなってしまったけれど今でも心がつながっていると思っている。
ボクにとっては生涯忘れることはない最高のヒーローなんだよ」

メジャーでの人物評を聞くと、「男気に満ちあふれる決断」で広島に戻ってくる黒田。
彼の潜在的背景に日本古来からの「和」の哲理と選ばれし士の「武士道的」精神を見た気がする。
そして、その潜在的精神性を米国スポーツジャーナリズムは評価してるのではないか!?!
遥か昔、米国で活躍した剣豪、大リーグを沸かせている日本人選手の勇姿を誇りに思う。
現場、当事者が活躍している時、評論家と称する人々が、好き勝手な戯言を言い放つ。
相手・対峙する者・人を思いはかる事なしに、滅亡論!?!等ともってのほかである。
歴史を継いできたものに対する態度ではない。
是は是、非は非だ。が、根拠を示さず表題に好き嫌いとは、個人的過ぎて、評論にならん。
駅伝の効用、長距離競技の練習方法を提言するなら話は、分かる。

近隣諸国の出来事、米ジャーナリズム(高名な新聞社)の偏狭性に同化してるやに感じる論理。
今、謙虚をしらしめる、日本の主張を世界に向かって発信する時と信じてやみません。
過去から継続する事象に囚われすぎて、今の事象を冷静に見ない風調。
世界に類を見ない「日本刀」、あの怖いほどの切れ味を我が精神にも取り入れたい。

そして今ひとつ、「バンクーバーの朝日」なる映画が公開され、話題を呼んでいる。
「バンクーバーの朝日」は、実際の話に基づいた映画だとか、過去を探してみた。

明治維新から20年余り過ぎようとしていた頃、日本は想像以上に貧しかったらしい。
そんな折、政府は移民奨励策をとった。
その頃、好景気に沸いたバンクーバーへ夢・一旗あげようと海を渡った人々。
移り住んだ日本人の子ども、日系2世達の話。
移民奨励策で数年後にはかなりの人が、バンクーバーに出来上がった日本人街に定住していたらしい。
そんな日系人が「子どもたちの野球クラブをつくろう」と「バンクーバー朝日軍」が誕生した。
「バンクーバー朝日軍」伝説として語り継がれている。
チームの強さ、大人の白人チームに圧勝し幾度も上位リーグ優勝を果たし強さはカナダ全土に知れ渡った。
更には、単に強いだけでなくその「勝ち方」も日本人らしい。
エラーや四死球で出たランナーをバントやエンドランで送り、スクイズで点を取る。
また、時にはランナーが意表をついたダブルスチール。そしてそつのない守備。
而してプレー以外の面でも「大和魂と武士道精神を忘れるな」という教えを実践。
審判への抗議をせずに正々堂々戦う姿勢は、日系人のみならず白人をも魅了した。
それから約80年後、小技を駆使した"スモールベースボール"でWBCを2連覇した野球の日本代表。
伝統的日本人感覚とも映る。
朝日軍は日系社会の誇りであり、絶対優位の白人社会で対等に渡りあっていた。
白人に打ち勝ったことへの喜びで涙する選手もいたらしい。
白人に打ち勝ったことの喜びで涙、大リーグに挑戦した「野茂英雄」さんを思い起こす。
現代人では実感出来ないだろうが、日系人への差別・抑圧の日々は想像を絶するものだった。
日系人の台頭で移民たちに恐怖を抱き、帰化が必要条件と職場制限で締め出しにかかっている。
今日、「バンクーバー排日暴動」と呼ばれるデモが、それだ。
そんな差別の現実があって、バンクーバー朝日軍の活躍に日系人たちが歓喜したのである。
更には、「バンクーバー朝日軍」が伝説となった悲劇。
バンクーバー朝日軍が、5年連続のリーグ優勝を果たし、まさに成熟期を迎えた朝日軍だったが。。。!
突然の解散を告げられた。日本が真珠湾攻撃を仕掛け、カナダにとって日系人は「敵性外人」となった。
バンクーバー朝日軍は、2度と蘇っていない。
野球という場で活躍した日系人「バンクーバー朝日軍」は、悲運・悲劇にほかならない。
がそれから半世紀を以って、「トルネード投法」で全米を沸かせた「野茂英雄」さんの偉大さ。
5年後に登場した「イチロー」氏の活躍、それに続いての日本人選手の活躍、感動、唯唯感動である。
メジャー・大リーグではないが、異国で多くの野球ファンを魅了した日系人。
彼らは、正しく"パイオニア"と呼ぶに相応しい。
今、我々はかつて活躍、切磋琢磨していた日本人選手の活躍を知り、その姿を思い浮かべて。。。
畏敬の念をもった上で、現状を深慮し、より良き方向・良策を創造すべきではあるまいか。
歴史・伝統・・継承とはこうした事も含まれるのである、と断言したい。
昨今の報道を拝見していると、独善的、、排他的!?!
隣国のマスメディアの掲載記事と変わらんではないか!!
 実に恥ずかしいと思うが、独断的・偏向・偏狭であろうか。

添付画像の箱根駅伝選手。表情は,実に爽やかだ。これを潰すなど、もってのほかである。
より良き駅伝競走を皆で考えようではないか「スポーツ科学」論理を含めて。


2015年1月5日誌「新聞記事に関連して」




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“2015正月駅伝”《叛逆のろれつ ・/・古往今来278》


元旦の念頭挨拶スレッドにコメント下さったくまごろうさんの返信に関連して。

元旦恒例の新春ニューイヤー駅伝(第59回全日本実業団対抗駅伝競走大会)、
駅伝日本一をかけて日本を代表する長距離ランナーが上州路を駆け抜ける・・・。
続く、2・3の2日間、東京箱根間往復大学駅伝競走が開催された。
今年もこの2大会で色々なドラマが繰り広げられ楽しく観たのだが・・・。
昨年末の12/27の毎日新聞・スポーツ頁に“可笑しな・奇異な”論考を見た。
(上の画像記事)
「スポーツ評論家」たる者が、自分の好き嫌いだけで支離滅裂な掲載をしている。
スポーツ自体の特質(内容)と社会背景をごちゃまぜに論じている。
更にひどいのは、過去の時代背景と現代とを同一視的に書いておられる。
一般読者は、TV等で知られている者の記事として、内容の検証などするまい。
表題「箱根駅伝スポーツにあらず」、非スポーツの根拠を示していないではないか。
言葉・表現を尊ぶのが、ジャーナリズムでは無いのか??
ここに記されているのは、単なる感情論、それも個人の。
こうした事を大手新聞に堂々と掲載する、それを許す新聞編集者。呆れる。
スポーツをメディア間の競争に使うなと申し上げたい。
元旦駅伝後援、毎日新聞社。箱根駅伝後援、報知新聞社(読売新聞系)。
時評・点描の批判記事、その真上に「ニューイヤー駅伝」記事(下の画像記事)。

「時評・点描」記事中に「駅伝がマラソンをダメにした」という書籍を引用している。
がしかし、その書籍の内容を理解してる一般人はおおくないだろう!?!
表題だけを引用するなど、この評論家、単なる出たがり屋か??
真意は、僕には読めない。だが、スポーツにあらず、には怒りを覚えた。
「駅伝がマラソンをダメにした」著者は、駅伝フアンでいまでも取材している。
駅伝の効用さえ記しているではないか。
長距離走、トラック、ロードと色々ある。昨今言う所の市民ランナーを含めて、
一つの方法論としての「箱根駅伝」を全く否定するのか、スポーツとしても。
箱根駅伝から育った逸材ランナーは多くいる。
また、上から目線で、知名度がある??評論家が、一般人に向けて発する論考・・・!
慎重かつ分かりやすく具体的に表現して頂きたい。内容は支離滅裂???
非科学的とか伝聞批判とか、ご自身の取材に基づかず的な引用表現ばかり。
スポーツ内容ではなく、組織・主催についての問題ではないのか?と憶測する。
「スポーツ評論家」の資質、何故にこのような論考がもっともらしく掲載されるのだろう??


2015年1月4日誌「新聞記事」


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