“2015箱根駅伝(2)”《襍観 ・/・古往今来277》

(借り物画像)
特定の場所だからこのような光景があるのではない。
東京~箱根間、100㎞にわたって同じように沿線の応援は続く。
長い歴史あってのことだ。

今年の東京箱根間往復大学駅伝競走、色々な意味でより関心を持った。
「青山学院大学」
どことなく「おっとりとした」雰囲気の大学だ!?!
「たのしかった」と選手が、言ってのけていた。
大学の校風そのもの、ッて感じ。
「マラソンをダメにした駅伝」??と言われるが、
大会の結果を見ると、逆ではないかって思う。
長距離でのスピードと持久力、ロードでの走り方の方向性がみえた気がする。
「新人類」こんな言葉が以前あったが、競技者の感覚としてみるとあたっていると思える。
昨今の色々なスポーツで同様な「楽しい」といった表現、素晴らしいことだ。
今の若者には、評論家の存在って「外野的な参考意見」程度かもしれない。
何処の分野もソウだが、指導者は、教え子の能力を引き出す役目。
陸上長距離競走選手の低迷、などと後ろ向きな評論はもうやめてほしい。
前向きに選手個々人は、苦悩しながらも前を見ている様に思えるのだ。
往路・箱根の山登りを如何に捉えるか、以前より関心があった。
山登りに秀でた人材が見えてきた。
長距離陸上競走を既存の概念だけに留める必要はないって思うのだ。
今年も箱根で素晴らしい記録がでた。
こうした選手の出現をプラス思考で、真摯に駅伝を見るべきではなかろうか!?!
そして、各自の適性なトレーニング方法の模索もしてみるべきだろう。
それにしても青山学院大学の神野大地選手の走りは、素晴らしかった。
身体能力を大事に、より向上させられれば幸ってねがって止まない。
既存の大会が、不要論的話題になっている??
前向きに効用論をも検討しより良き方向へ進んで貰いたい。
駅伝選手総てが、マラソンを目指しているわけでもあるまい。
ましてや、燃え尽きランナーの存在は全体像からしてみればなんら不思議はない。
学生時代を駅伝に費やし、そこから得たものは、計り知れないと思うから。
今の学生ランナーの走りを前向きに評価したい。
駅伝創始者「金栗四三翁」が存命であったらきっと喜ばれたに違いない。


2015年1月3日誌「東京箱根間往復大学駅伝競走(2)」


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“2015箱根駅伝”《襍観 ・/・古往今来276》


実業団で活躍してる走者の出身校も走る駅伝大会。
東京箱根間往復大学駅伝競走が開催された。
この大会は、ローカル・関東地区の大学対抗駅伝だ。
新聞社が共催する、正月の風物誌的要素もある。
そして何よりも開催歴史の重みがある。
野球で言えば、限定的な六大学野球と同じローカルな大会。
「マラソンをダメにした駅伝」??と言われているが、
果たして如何なものであろうか??
往路・箱根の山登りを如何に捉えるか、以前より関心があった。
山登りに秀でた人材が見えてきた。
長距離陸上競走を既存の概念だけに留める必要はないって思うのだ。
今年も箱根で素晴らしい記録がでた。
こうした選手の出現をプラス思考で、真摯に駅伝を見るべきではなかろうか!?!
そして、各自の適性なトレーニング方法の模索もしてみるべきだろう。
それにしても青山学院大学の神野大地選手の走りは、素晴らしい。
身体能力を大事に、より向上させられれば幸ってねがって止まない。
既存の大会が、不要論的話題になっている??
前向きに効用論をも検討しより良き方向へ進んで貰いたい。
駅伝選手総てが、マラソンを目指しているわけでもあるまい。
ましてや、燃え尽きランナーの存在は全体像からしてみればなんら不思議はない。
学生時代を駅伝に費やし、そこから得たものは、計り知れないと思うから。


2015年1月2日誌「東京箱根間往復大学駅伝競走(1)」

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“2015/01/01”《襍囈 ・/・古往今来275番外篇》

華歳 元旦





01月01日誌「襍崋房人」


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“セピアな色合い”《襍囈 ・/・古往今来274番外篇》


雑務に追われ、人との応対に紛し、また一つ年を重ねる所。
楽しみの植物觀察、カメラいじり、じっくりと向き合っておらない。
だが、この1年、ブログルの友達から沢山の刺激を頂戴した。
感謝、感謝でいっぱい。
年の瀬に己の学究上の原点、足跡的整理の一区切りが出来た。

モノトーンからセピアカラーへと、ちょっと知識・能力に色が付いたか??

植物との対話、己の中では「禅問答」の様で、唯唯にらめっこ。
カメラでは、被写体の主人公はなにか、を追求したい。

来たるべく年は、「ティルト&シフト」撮影を課題に。

今年も後わずか。
お世話になった方々、皆さんが良き年を迎えられますよう“希”
感謝を込めて、年末のご挨拶m(._.)m(^з^)。



12月31日誌「襍崋房雜記」


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“霜柱”《襍木 ・/・古往今来264》

里山出見れる時は、突然気温が下がった時。
温暖地では、紅葉した落ち葉との対比が面白い。
少し高度の上がった山麓では、どことなく寒々しい!?!

シモバシラ(霜柱) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Keiskea japonica Miq.

秋口に山の木陰でひっそりと息づいている可愛いい草花だが、冬に面白い現象を茎にみせる。
関東周辺の山間部ではそれほど珍しくはないが、関西・四国・九州で見られるかは???
日本固有の草花だが花名は、花の姿が霜柱に見えるからではない。
冬に枯れた茎の根元から霜柱のような氷柱が出る特性があり、この名が付いた。
温暖な地、神奈川県立FC大船植物園でもみたことがある。地表温度が0℃以下で見られる現象。
だが気温の上昇で消えてしまうので早朝散歩をしなくてはいけない。
枯れた茎が吸い上げた水分が外気で凍りつき、茎のまわりに氷柱を作るが、
大きさは人の手のこぶし大にもなる。又、形も様々で氷の芸術というよりホイップクリームの様だ。
細長くアイスキャンデーのような形、蝶の羽やバラの花のように横に広がった結晶を作る場合も在るとか。
楽しくも不思議な空間を醸し出す。


12月21日誌「筑波山麓」

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“八手”《襍木 ・/・古往今来263》


ヤツデ(八手) ウコギ科(Araliaceae)
学名:Fatsia japonica (Thunb. ex Murray) Decne. & Planch.
別名: テングノハウチワ

ヤツデの花は秋から冬に次々と花を咲かせる。遠目には密集した花のように見える。
所が、近づき一つ一つ花を見ると、花弁が5枚の小さな花の集合とわかる。
この植物、野生自生種、日陰でもよく育ち、真冬に花を持つので我が家にもある。
ヤツデの実、熟すと黒くなり、野鳥が摘まみにくるが小鳥としかわからない(-_-;)
大形の仲間にカミヤツデがある。

* * * 

きつぱりと冬が來た
八ツ手の白い花も消え
公孫樹(いてふ)の木も箒になつた

きりきりともみ込むやうな冬が來た ・・・
高村光太郎「冬が来た」(『道程』1914)より

厳冬にあってどこかあたたかみがある花。
 

12月20日誌「大和市・泉の森」


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“山法師”《襍木-葉 ・/・古往今来262》


ヤマボウシ
やまぼうし(山法師) ミズキ科(Cornaceae)
学名:Benthamidia japonica (Sieb. & Zucc.) H. Hara

特異な花を咲かすヤマボウシ、サッカーボールのような縫い目模様がある。
赤く熟した実は、甘く軟らかい黄色の果肉で、食べることができる由。
ヤマボウシの紅葉は、一枚一枚の葉が緑、黄色、赤と複雑に絡むように混ぜ合わさる。
徐々に赤一色に変わっていく樣は、面白い。
こんな事を思いながら眺めるも今年は綺麗な黄金色に輝くのみだった。


12月19日誌「大和市・泉の森」


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“栴檀の実”《襍木-種 ・/・古往今来261》


センダン(栴檀) センダン科(Meliaceae)
学名:Melia azedarach L.
 
紫と白の清楚な花。だが、古来、不吉とされ、家に植えるを嫌った。
それは、火葬の薪や棺に用いられ、冥土への旅立ちに良いと、墓地や寺に多いからか!?!
名前の由来は、小さな団子のような実をたくさん付けるので「千団」が訛り「栴檀」に。
だが、古くはオウチ(あふち)、『万葉集』にすでに見え、字は漢名の楝をあてていた。
センダン(栴檀)の呼称は江戸時代に始まる由。
センダンの木には少し香りがある。和の栴檀と呼んだことからこの木の名になったという。
また、 千珠(せんだま)の転訛、とも言われている。
材は建築などに用い、花からは芳香油をとり、種子から採る油はペンキ・潤滑油などに用いる。
種子を苦楝子(金鈴子)・樹皮を苦楝皮と呼び、薬用にする。

温暖な地域では、冬を越してもしっかり実をつけたまま。
黄色から褐色に変わってくると地上に落ちてくる。
散策者の多くは、関心を示さない。一人見上げているものは、、、!に映るか??

12月18日誌「大和市・泉の森」


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“冬の花蕨”《襍草 ・/・古往今来260》

身近の里山で見つけたが、辺りに群生していなかった???
以前、函館市郊外(七飯町)に広がる大沼国定公園で見た。
大層立派な風貌であった。

フユノハナワラビ(冬の花蕨) ハナヤスリ科(Ophioglossaceae)
学名:Sceptridium ternatum (Thunb. ex Murray) Lyon

花のように見えるのは胞子葉と呼ばれる胞子を包んだ袋をつけた穂。
まるで子持ちワカメのような姿。
秋に葉を出し枯れずに冬を過ごして春に枯れる。
同じ形態にオオハナワラビ、アカハナワラビ、アカフユノハナワラビがある。
『研究者ノート(松本定・筑波大) 』
栄養葉と胞子葉は地表近くで合着して共通柄は短い。
栄養葉の羽片の頂片は鈍頭、裂片は鈍鋸歯縁である。胞子は秋から冬に熟する。
東北地方以南の暖地に見られ、山麓や原野の向陽地に多い。
9月に葉を出し、同時に花のような胞子葉を伸ばす冬緑型の多年生シダ植物。
落葉により空から林床へ光が届くこれからの時期にのびのびと生活をします。
しかしホオノキなどの大きな落葉に体を覆われると生存できず、生活域が左右されます。
また、本属の植物は胞子が土中へもぐり、そこで前葉体が作られます。』

12月17日誌「大和市・泉の森」


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“寒椿”《襍木 ・/・古往今来259》


カンツバキ(寒椿) ツバキ科(Theaceae)
学名:Camellia ×hiemalis Nakai

サザンカの園芸種とか、ヤブツバキとサザンカとの雑種後代ともいわれる。
若枝や葉柄、葉の裏に毛があるが、サザンカより少ない。
葉は長さ2.5~6cmの長楕円形で先は尖り基部はくさび形。
葉の表面は光沢のある濃緑色で、縁には鈍い鋸歯がある。花は桃紅色の八重で直径7~9cm。花弁は大小14~18個あり、先端が浅く裂け、縁は波打つ。
冬の寒い時期に咲く貴重な花!!
花が丸ごと落ちるのがツバキで、
花びらが一枚一枚散るのがサザンカと教わった!!

12月16日誌「鎌倉市・源氏山」


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