《襍・/・画  “ 冬景(3+1)”  ❖ ’23-111 ❖》

箱根・仙石原湿生花園(借り物画像)。
ヤマラッキョウ(山辣韮) ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Allium thunbergii G. Don


《 忘備録(11月〝温室に見た花〟)!?! 》
ヤマラッキョウは、やや湿った草原に生育する多年草。
栽培されるネギ類やアサツキ、ニラなどと同じネギの仲間。
旧来の分類体系ではユリ科だったが、現分類体系では、ヒガンバナ科。
主に山地の草原に生育するが、低地の草地や湧水湿地でも生育している。
葉は根元に付き、長さ20~50㎝、幅2~5㎜の円柱状。
高さ30~60cm程の茎頂に紅紫色の小花を多数、球状散形花序をつける。
花被片(花弁)は6枚、長楕円形で先は丸く中央部に濃紅紫食の筋が1本。
開花しても平開(花弁が水平に開く)しない。雄蕊6本、中央に1本の雌蕊。
雄蕊は、花被片より長く花の外部に突き出す。地下に狭卵形の鱗茎がある。
雌蕊の基部に蜜腺が3個ある。蒴果は3室があり、熟すと上部が3裂する。
この鱗茎は、栽培ラッキョウ同様に食べられるがいまいちで山菜には不向き。
葉は、茎の下部に3~5枚がつき、20~50cmの線形でネギ同様に中空。
断面は鈍三角形(角の丸い三角形)をしている。
蒴果は3室があり、熟すと上部が3裂する。種子は長さ3~4㎜。
白花品種はシロバナヤマラッキョウ(別名 シロバナタマムラサキ)と呼ぶ。

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以前、我が家には温室があった。中に鉢植えされたヤマラッキョウがあった。
温室の山辣韮は、11月下旬に花を付けていた。管理ができなくなって!?!
花仲間に引き取って頂いた。中には珍しい花もあったが、研究者に引き継がれた。
今でも折々に連絡頂き見に行くのが楽しみにしている。今年は、体調不良で☓。
体調を整え植物鑑賞行脚を目指したい。忘備録として整理を始めよう^^)。

「令和伍年(皇紀2683年)11月20日、記」

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