《雅羅・/・ 襍画〝春待ち蕾〟❖ ’24-10 ❖》

公園近くの沈丁花の葉が、萎んでいる!?!
ジンチョウゲ(沈丁花・蕾) ジンチョウゲ科(Thymelaeaceae)
学名:Daphne odora Thunb
別名:チンチョウゲ
《 春を思わせる低木の蕾、ジンチョウゲ !!》

今日は 、十日戎・十日恵比須(とおか えびす)、正月10日の行事。
初戎(初恵比寿)・戎祭のこと。戎神の縁日、関東よりも関西で盛んの様だ。
大阪府の今宮戎神社とか兵庫の西宮神社の祭礼が有名だが、実際に拜した事ない。
恵比須さんって、言葉の響きは微笑ましい。お酉さん雰囲気が似てる感を持つ。
雑然たる日々だが、駅からの道すがらに他所様の植木を見るのが楽しみ。
木々達は粛々と春への準備。沈丁花の蕾が早くも膨らんでいる姿を見かけた。
沈丁花は、蕾から開花まで結構長い時間をもつ。懸命に新陳代謝してるって感じだ。
沈丁花は、香りが香木の沈香に似て、花の形が丁字に似ているに由来するとか。
歩きながら、名前つながりで「ハマジンチョウ」を思いだした。
沖縄県の天然記念物である「ハマジンチョウ」の大群落、可愛い花を見たことがあった。
ハマジンチョウは、海岸線のすぐ近く、満潮には汐がとどくような所に生育していた。
大学生の頃。当時は、未だ日本返還される前、沖縄行きにはパスポートが必要だった。
なんとも懐かしい思い出。再度見てみたい花・光景である。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月10日、記」

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《雅羅・/・ 襍画〝備忘録 '24-1〟❖ ’24-9 ❖》

アラゲサンショウソウ (荒毛山椒草)  イラクサ科(Urticaceae)
学名:Pellionia brevifolia Benth. 
(画像は、借り物)
《 未見の植物、’24其の一、アラゲサンショウソウ !!》
サンショウソウ (荒毛山椒草);
茎高10~30㎝の多年草。茎は緑褐色で、細かい毛が生える。
葉は互生し、葉はゆがんだ倒卵形、長さ1~3㎝。
葉縁に鈍い鋸歯があり、先はとがらない。雌雄異株。
花は散形花序につき、雄花序には長柄があり、雌花序は短柄。
雄花は直径約3㎜、紫褐色の花被片が4又は5個、雄蕊も4又は5個。
2個の葯室の先がくっつき、白色の花弁のように見えて目立つ。
雌花序は黄緑色、幅3~5㎜の球形。雌花は長さ約2㎜(角状突起を含め)。
花被片は5個、2個の角状突起が痩果より長い(最も長いもの2~11㎜)。
毛のように見え、3個の角状突起は短い。花期は4~7月。
果実は長さ約1㎜、表面に突起があり、種子は1個入る。種子は長さ約0.8㎜。
アラゲサンショウソウ は、鹿児島県、宮崎県に自生。葉に斑があり茎に粗毛が密生する。
粗い毛が出るのは、アラゲサンショウソウとヒュウガサンショウソウ。
又,毛の様子でヒュウガサンショウソウは屈毛,アラゲサンショウソウは開出する。
而してヒュウガサンショウソウは葉の表面に光沢があるがアラゲサンショウソウは光沢が弱い。
他に葉の表面に斑を持つ種にはナガバサンショウソウがあるが,葉の先が細くとがる。
2014年の富山県中央植物園研究所報告ではサンショウソウはオオサンショウソウと区別できず、
アラゲサンショウソウではなく、オオサンショウソウの異名とするのが適切とされた。
日本在来種; 絶滅危惧Ⅱ類 (VU) に指定されている。
 
 「令和陸年(皇紀2684年)1月9日、記」

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