《 雅羅・/・ 襍画〝正月の竹〟植物 ❖ ’24-16 ❖ 》

カンチク(寒竹) イネ科(Poaceae)
学名:Chimonobambusa marmorea
別名:ゴセチク
ステッキに使われる寒竹。中々のもの!! 画になる。
《 正月に見る竹の子(筍) !?!》
カンチク(寒竹);
九州地方に自生するササの仲間。
紫を帯びた棹は艶があって美しく、古くから庭や垣根として植栽される。
寒中(1月上旬~2月上旬)にタケノコが生じる。
それ故、寒竹と名付けられた。
タケノコが出るのは普通9月~11月らしい。
越冬して翌春に皮を落として葉を開く。
稀に年内に葉を開く。竹では最もタケノコの発生が遅い。
年末年始に葉のついたタケノコ状態になる事で正月花の定番。
タケノコの皮には褐色の縞模様があり、蛇皮の様にも見える。
タケノコとしては小さいが美味で食用としても利用される。
葉は小さめで、長さ6~15㎝、幅2センチほどになる。
枝は各節から3~5本生じて密生する。垣根として目隠しになる。
棹は細く、直立するが先端は緩やかに湾曲して垂れ下がる。
節に毛はないが時折、短い棘のような気根を生じる。
棹は最大で5mほどに育つが、節止めして管理する。
成長はやや遅く、地下茎もさほど広範にならなく小庭に合う。
棹の寿命は短く2年で枯れるため、定期的に根元から剪定する。
インテリア、家具、袖垣、竹細工などに用いている。
*       *       *
この季節、花観察出来る野生種植物がない(探す時間無し)。
それでも見応えある正月用植物は、ある。
地味だが園芸店で見かけた竹、以前植物園で見たのを思い出す。
   
「令和陸年(皇紀2684年)1月16日、記」

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《 雅羅・/・ 襍囈〝小正月〟継承 !! ❖ ’24-15 ❖ 》

以上の輪飾り、燃すには余りにも忍びない。
眼を楽しませてもらう。続いて。。。
綺麗すぎる!!
荒神様等のお供え、お供え前はなんともふくよかって感じだ。
お粥は、体に優しい。
《 伝統・・正月行事を消してはいかん !!》
昨日、一月十四日は陰暦では団子小正月、年越しの日とされて来た。
餅花を作り飾る。団子や前年の初穂を農神に供えたりもした由。
新暦になり1月1日「元日を大正月」「15日を小正月」と呼ぶ。
大正月に「門松」を、小正月には「餅花や削り花」などを飾る(花正月)。
餅花は、餅を薄くのばして丸く平たく切って彩色したもの。
削り花は、神仏などに供える飾り棒のこと。
小正月の朝、五穀豊穣を願う農耕儀礼の一つ「小豆粥」を食す習慣がある。
古く「土佐日記」や「枕草子」にも、小豆粥を食べた、と記されている。
旧暦(太陽太陰暦)では、1年の最初の満月の日、一月十五日が元日であった。
明治になって新暦(太陽暦)が採用され1月1日が元日となる。
これがために小正月の存在事象が影をひそめてしまった。。残念(私的に)。
昭和24年(1949年)に「国民の祝日に関する法律」が施行され、
1月15日が「成人の日」として祝日になり、小正月の行事も復活したが!!
小正月はおだやかな祭りで家族の中のお祭りとも言える。
更には、正月から饗しに多忙だった女性を癒やす意味で女正月とも云われる。
小正月の朝には、小豆入れ炊いた小豆粥を食べて無病息災を祈る風習もある。
小豆には、邪気を払う力があると信じられていたことにもよるか。
正月の門松や注連飾りなどを焼く、左義長(とんど)も行なわれている。
小豆粥を炊いてその年の農作物の豊凶や天候などを占う「粥占」もある。
小正月には、秋田県男鹿半島の“なまはげ”、石川県能登半島の“アマメハギ”
色々ある伝統的な民俗行事、大切に継承して欲しい。
 
今年は、“アマメハギ”どころでは無い。改めて地震災害、お見舞い申し上げます。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月15日、記」
 
 
 
 




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