《 緑・気・浴(46)“向日葵&七五三!?!”❖20-101❖》

ヒマワリ会場は、田畑の一角で開... ヒマワリ会場は、田畑の一角で開催されていた。
寒川神社参道、三の鳥居近く。遠望する山は、大山。
会場入り口。 会場入り口。
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
ヒマワリ(向日葵)      ... ヒマワリ(向日葵)      キク科(Asteraceae /Compositae)
学名:Helianthus annuus L
別名: ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
この周辺では、柿も栽培されてい... この周辺では、柿も栽培されている。



寒川神社は、由緒ある神社。 当... 寒川神社は、由緒ある神社。
当日は、七五三のお祝い詣での家族連れで賑わっていた。
境内には、記念植樹がいろいろと... 境内には、記念植樹がいろいろとある。
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《 緑・気・浴(46)“向日葵...
《“神奈川・寒川神社周辺”❖2020/11/08❖》
『植物・神社探訪』
ヒマワリ(向日葵);
茎の柔らかい若い時期に太陽の動きに合わせて花の向きを変える。
茎は直立し剛毛がある。葉は、茎葉互生、葉身は披針状卵形~卵形。
基部は楔形~類心形、又は心形~鋸歯縁。葉裏は、剛毛状で腺点もある。
頭花は1~9個。総苞は半円形又は広がる。総苞片は、卵形~披針状卵形。
花弁は大きな1つの花のように見えるが、実際は頭状花序と呼ばれる。
多数の花が集まって1つの花の形を形成している(キク科植物の特徴)。
外輪の黄色い花弁を「舌状花」、内側の花弁がない花を「筒状花」と区別。

今回、観る事ができた向日葵は、ヒメヒマワリ系の向日葵と思う。
(ヒメヒマワリ学名:Helianthus debilis subsp. cucumerifolius)
ヒマワリ属の種類は、多種。主催者スタッフの説明では特定できなかった。
Helianthus debilis Nutt.  ヒメヒマワリ(広義)系ではないか!?!
だが、ノヒマワリ(Helianthus decapetalus L.)との交雑種のようにも思える。
今ひとつコヒマワリ(Helianthus x multiflorus L. )があるが。。。??
ヒマワリの栽培品種に至っては数百種の栽培品種があるらしい。
会場の向日葵、9月中旬に種をまき、育ったヒマワリだとか(寒川町宮山)。
スイートピーの産地等で知られる「花のまち」寒川で力を入れているイベント。
寒川町観光協会は、「冬のヒマワリ」の無料摘み取りイベントも開催していた。
今年は、コロナウイルスの影響で摘み取りイベントは中止のようだが。。。!
畑に約4万株、膝丈までと背の低い花。夏と比べてかなり小柄だが、可愛い。
中にグッドスマイル(ミニヒマワリ)と呼ばれる人気品種と思しき種もみえた。
イベントには初めて訪れたが、面白い向日葵だった。
その後、寒川神社へ、七五三のお参りに訪れている家族連れで賑わっていた。





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《 緑・気・浴(45)“西欧・・異文化の日!?!”❖20-100❖》

花菜ガーデン入り口。 花菜ガーデン入り口。
案内アマビエ人形。 案内アマビエ人形。
クロード モネ Claude ... クロード モネ Claude Monet; S シュラブ 2012フランス 作出者Delbard
ポール ボキューズ Paul ... ポール ボキューズ Paul Bocuse;S シュラブ 1997フランス 作出者Guillot-Massad
アイズ フォー ユー Eyes... アイズ フォー ユー Eyes for You;F フロリバンダ、 2009イギリス 
ハロウイーンをイメージした創作... ハロウイーンをイメージした創作物!!
久し振りに拝んだ夕暮れの富士嶽... 久し振りに拝んだ夕暮れの富士嶽。
《“平塚・花菜ガーデン”❖2020/10/31❖》
『植物探訪』
ハロウイーンの10月31日、久し振りに平塚の花菜ガーデンを訪れた。
園入り口から広がる広場前にアマビエ風カボチャ人形が出迎えてくれる。
疫病“コロナウイルス“や“米の豊作”を思っての案内人形だろうか!?!
日本固有の伝説と、異国の文化が融合している。何処かおかしかった。
ここの公園、地植えバラの名所。そんな中に偉人名の薔薇がみえた。
クロード モネ(Claude Monet)は印象派を代表するフランスの画家。
次に見つけた薔薇名、ポール ボキューズ、フランスを代表する料理人名。
1961年に国家最優秀職人章(MOF)を得た。鱸のパイ包み焼きは、超有名。
料理人として初めてレジオン・ド・ヌール勲章をも受勲している。
受勲の折、ジスカール・デスタン大統領に捧げたトリュフのスープも有名だ。
クレーム・ブリュレ(カスタードの上面を焦がしてカラメル層を乗せたデザート)。
今ではごく普通に出されるが、この形を考案したのがボキューズであった。
ヌーベルキュイジーヌ(新料理法、バタ-や生クリ-ム以上に素材を活かした料理)、
この調理法の旗頭でもあった名料理人を讃え名を冠した薔薇。
色々見てまわった中で印象に残った薔薇、アイズ・フォー・ユー、中々に瀟洒だった。
異国のイベント開催であったが、夕暮れの富士山はなんとも綺麗で言葉をもてない。





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《 緑・気・浴(44)“可愛い実&スリムな総苞の野草”❖20-99❖》

クサギ(臭木)    シソ科(... クサギ(臭木)    シソ科(Lamiaceae)
学名:Clerodendrum trichotomum Thunb.


《 緑・気・浴(44)“可愛い...
《 緑・気・浴(44)“可愛い...
アズマヤマアザミ(東山薊)  ... アズマヤマアザミ(東山薊)    キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium microspicatum Nakai



《 緑・気・浴(44)“可愛い...
ホトトギス(杜鵑)      ... ホトトギス(杜鵑)       ユリ科 (Liliaceae)
学名:Cuculus poliocephalus
別名: ユテンソウ(油点草)
※純粋なホホトギスではなく交雑種か??※

《“泉の森探索”❖2020/10/28❖》
クサギ(臭木);
クサギ(臭木)とは、枝や葉を傷をつけると強い臭いはあるが、薬っぽく感じる!!
黄色く色付き始めた葉と、最後まで残った数個の実(未だ黄葉していない)。
花期は、夏で白い綺麗な花を沢山つけ、花からは心地よい香りがある。
黒っぽい青紫の実を付ける。周りの赤い花びらのように見えるのはガク(萼)。

アズマヤマアザミ(東山薊);
東山薊= 花が少ない秋の里山で紫紅色の薄い花火のような立ち姿である。
和名の由来は四国、九州に自生してるヤマアザミに似ていることから。
茎や葉裏に白色の軟毛がある。花が枝先に単生するものや下向き咲きもある。
総苞は狭円筒形でやや幅広の筒形もあるが、余り粘らず総苞片に腺体がある。
他種と交雑しやすい種で、雑種がよく見られる(丹沢・大野山でも交雑種を見た)。
ヤマアザミの変種で山麓部に多いオハラメアザミにも似ている。
茎は直立~斜上し草丈が高く下部で枝分かれが少ないのが特徴的である。
茎の上部で分枝し、枝は上向きに鋭角的に伸びあがる。根生葉は花期にはない。
茎葉は、長さ30㎝以上50cmにもなるものもあり、迫力がある。
葉の形は、楕円~広倒卵形で鎌状に曲がり先が尖り羽状に深裂し長い刺あり、
裂片は4~6対。葉基部は茎を抱かず表面白斑・裏面クモ毛が密生する場合がある。
頭花は、色冷めしたような白っぽい紅紫色で茎の上部の葉腋にほぼ無柄で2-3個ずつつく。
総苞は紫色を帯び、鐘状筒形。腺体が退化して粘らず密にクモ毛がある。
総苞片は11-12列で、外片は卵形で短く、先は刺となってとがり、僅かに反曲する。
小花は長さ2cm位、狭筒部が広筒部より長く、花が終わると白い毛の種をつける。
冬には枯れた茎の中の水分が凍り、氷花を咲かせたような「霜柱」は美しい。

ホトトギス(杜鵑);
花名は、花弁の斑点模様が野鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることに由来する。
一般によく見かけるのは、ホトトギスとタイワンホトトギスの交雑種が多い。
茎には、上向きの毛が密生する。葉は互生、長楕円~披針形、先が尖り基部は茎を抱く。
花は葉脇につき、上向きに咲く。花披片は6個、平開せず、斜めに開く。
白地に紅紫色の滲んだ斑点模様が多数あり、外花被片3個は内花被片3個より幅が狭い。
花柱は太く、柱頭が深く3裂して放射状に広がり、先端でさらに2裂し垂れ下がる。 
3裂した上部には、小さな水滴のように見える腺毛状突起が密生している。 
花披片に紅紫色~青紫色の斑点があり、花柱や柱頭、花糸や葯の上側にも斑点がある。
花糸は6本で紫斑があり、花の中心では花柱と密着し上方に伸びる。
そのあと花柱と同様に中心から放射状に広がり、垂れ下がる。
花中心で花柱と密着、上方に伸び花柱と同じに中心から放射状に広がり、垂れ下がる。
雄しべ6個。花は4日間咲く。 花被片の根元付近に見える黄色い斑点は、蜜標という。

『植物観察散歩』
散歩・・・慣れって恐ろしい。懸命にクロヤツシロランの種子を探したが見つからない。
懸命に地表ばかり見ていて、一寸先を見あげるとスクット立っている薊を見つけた。
よくよく見ると???その立ち姿、茎高が目立って高い!!
ちかよってみると、花自体も違って見えた。こんな所にあったっけ???
調べてみると、この辺でははじめてみる珍しい薊だった。
ホトトギスにしても観察してみると交雑種に見えた。
日本の純然な固有種のホトトギスは、この辺に見えない。探し方が悪いのか。




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《 緑・気・浴(43)“秋の植物・芒”❖20-98❖》

ススキ(薄・芒) イネ科(Po... ススキ(薄・芒) イネ科(Poaceae)
学名:Miscanthus sinensis Anderss
大野山東面牧草地!! 大野山東面牧草地!!
山頂からは、富士山が拝めるが当... 山頂からは、富士山が拝めるが当日はお隠れに!?!
遠望のさきには、丹沢湖&ダムも... 遠望のさきには、丹沢湖&ダムもみれた。
夕暮れの富士拝観?を諦め、駐車... 夕暮れの富士拝観?を諦め、駐車場に向かうと時を拝めた。
眼下に広がる足柄平野。右上に伊豆大島も薄っすらと見えた。
富士山は、信仰上の山である。しかるに“拝む”である。
ススキも実に面白い構造の植物だ... ススキも実に面白い構造の植物だ。
《“丹沢山地西端・山北・・大野山”❖2020/10/24❖》
ススキ(薄・芒);
ススキの穂は花のように見えるが、それは穂先に毛の付いた種の集合体。
イネ科に共通するように花弁はなく、雄蕊と雌蕊だけの花!?!
クリーム色のぶら下がっているのが雌蕊、小羽のような形で花粉を付けてるのが雄蕊。
昔はススキの茎が茅葺屋根の材料として使われていた。
ススキは、変異も多く栽培されてる品種も多い。イトススキとかムラサキススキ。
観賞用に栽培されるタカノハススキ、海岸に生えるハチジョウススキ等もある。
地下茎は短く、枝分かれして大きな株となる。茎は直立して硬い。
葉は、長い線形で白色の太い中央脈がある。葉の縁に鋭い刺があってざらついている。
茎の先に長さ20cm位の散房花序を出す。花序に多数の細長い枝が一方に傾いてつく。
この枝に2個の小花からなる長さ5~7mmの小穂を多数つける。
小穂の基部には白~淡紫色の毛があり、それが花穂全体を銀白色に見せている。
伝統文化を見ると、
十五夜のお月見に供えたり、豊作を祈願して穂を門口に挿す風習もあった。
東京都豊島区雑司ヶ谷の鬼子母神に伝わる「すすきみみずく」。
10月中旬、鬼子母神堂(法明寺)のお会式で授与されてきた郷土玩具があったが。。!
また、古くは武蔵野の山里の三分咲き頃のすすきの穂を刈り集めて作ったものを、
安産や子育て、健康のお守りとして、庶民の間で親しまれてきた。
古く「武蔵野の国」の地には、一面にススキの草原がひろがっていた、と。
この薄が原を「武蔵野」と呼び、あたり一面の薄が原に野草も咲き乱れる。
「武蔵野」のイメージは、国木田独歩の田園情景を思いうかべるのだが。
丘陵地帯に広がる田園景観、これも日本の原風景の一つといえまいか。
徐々に失われ面影など残っていない「武蔵野」だが、丘陵景観を創造したい。
『景観探索』
広々とした山頂周辺の草原、芒野原。大野山山頂360°の展望は、素晴らしかった。
大野山(おおのやま)は、標高723.1mの山。箱根と丹沢山地の間に位置する。
山頂一帯は、暫く前まで神奈川県立大野山乳牛育成牧場(昭和43年創設)だった。
そこが平成28年に県営牧場としては廃止され、山頂は公園化している。
展望の良さ、山頂近くまで車で登れる等々、老若男女のポタリングで賑わっている。
大野山乳牛育成牧場として閉鎖はされたが、「まきば館」と牛舎は残っている。
小田原市の食肉会社が、管理を引き継ぎ「大野山かどやファーム」となった。
120頭余りの足柄牛を飼育、2018年には関東肉牛枝肉共進会で最優秀賞を得た。
また、牧場跡地のうち8.8ヘクタールを2018年6月に「薫る野牧場」として開設された。
牧場主は、若い女性。農業大学卒業後東北の牧場で酪農を研鑽、山北町に移った。
開業時は5頭の乳牛を飼育、飲食店向けに材料用牛乳を販売しはじめた。
観光牧場として一般公開はせず、見学は完全予約制で受け付けている由。
牛を自然放牧し、山間部の環境を整える「山地(やまち)酪農」を実践されている。
「幸せな酪農」と牧場主は謳っている。仔牛も生まれ先きが楽しみだ。
山地酪農の牧場に牛舎はなく、搾乳のための小屋だけだとか。
牛達は自由に山を歩き回って、地面を踏み固め、下草を食べる。
そこには地中10~20センチまでに根を伸ばす強い野芝が生え、
土砂崩れを起こしにくい山となる。好循環を生み出す酪農方法である由。
草の色素が影響し山地酪農で取れる牛乳は、黄みがかった色になる。
そして一頭当りで搾乳出来る量は、一日で5~10リットル程度らしい。
ホルスタイン種等の一般的乳牛の搾乳量は50~70リットルと大きい。
山地酪農で牛1~2頭あたりに必要とされる草の量は、約1ヘクタール分だとか。
色々と検討すべきことは多いが、牛乳の味は牛の食べたものに左右される。
季節により、また、日によっても変化する味なんて楽しくもある。
山地酪農とは、多くの乳量を求めるのではなく、牛の力を借りて山作りを行こなえる。
日本国土を思うと、新たなる対策でもあるようにおもった。山地酪農=山林保存!!
山頂で夕暮れを待っていた。富士嶽の夕暮れを拝みたくて。
全きの山容は拝めなかったが、色々と思う事、多く楽しい時を持てた。
*     *     *     *     *
好きな文章も思い出せた散歩であった。
“虫のこゑいたりわたれる野(ぬ)のうへに吾も来てをり天(あめ)のなかの月
  あらくさに露の白玉かがやきて月はやうやくうつろふらしも
  ひさかたの乳いろなせる大き輪の中にかがやく秋のよの月
     (1936,斎藤茂吉『暁紅』)
  秋たちてうすくれなゐの穂のいでし薄のかげに悲しむわれは
     (1945「疎開漫吟」,齋藤茂吉『小園』) 
  一むらの萱(かや)かげに来て心しづむいかなる老(おい)をわれは過ぎむか
     (1945「金瓶村小漫吟」,齋藤茂吉『小園』)” 






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《 緑・気・浴(42)“谷戸林床の植物”❖20-97❖》

キバナアキギリ(黄花秋桐)  ... キバナアキギリ(黄花秋桐)    シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Salvia nipponica Miq.
ツリフネソウ(釣船草)  ツリ... ツリフネソウ(釣船草)  ツリフネソウ科 (Balsaminaceae)
学名:Impatiens textori Miq. f. minuscula Hayash
《“寺家ふるさと村の谷戸”❖2020/10/18❖》
『植物観察』
谷間の奥まった丘陵斜面の日陰、少し湿った所に見えた植物。
キバナアキギリ(黄花秋桐) ;
シソ科の仲間で黄色の花はキバナアキギリと シナノアキギリ 、 ツルオドリコソウだけ。
低い山地の木陰などに生え高さ30cm前後。葉は対生、三角状ほこ形。
茎の先に花穂をだし、淡黄色の唇形花を数段つける。
花筒の内部の基部近くに環状に毛がある。アキギリは花筒の内面ほぼ全体に毛がある。


ツリフネソウ(釣船草);  
茎は直立、普通、赤色を帯び、多数、分枝し、節がふくらむ。
葉は互生し、菱状楕円形で細かい鋸歯がある。
花序は葉腋から斜上し、紅紫色の花を数個つける。
花序の茎には紅紫色の突起毛があり、花は花弁3個、萼片3個。
萼片も紅紫色で花弁のように見え下の1個は大きなく袋状。
その先端は細長い距でクルリと巻く。この距部分に蜜がたまる。
花弁は下の2個が大きくて黄色の斑点がある。
雄蕊は5個、花糸は短く、葯が合着して雌しべを包み込む。
花軸の下部に毛のないものとあるものが存在する。
毛のないものをナメラツリフネソウと呼んでいる。
2005年に発見された ワタラセツリフネソウは、
側花弁の基部の裂片(小花弁)部分で、
ツリフネソウは尖るが、ワタラセツリフネは尖らず時間の経過につれ黒ずんでくる。
ツリフネソウは、地方によって色々と変化があるようだ。





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《 緑・気・浴(41)“谷戸の蝶と虫”❖20-96❖》

小栴檀草らしい茎に蝶(名前不明... 小栴檀草らしい茎に蝶(名前不明)がとまっていた。
晒菜升麻にとまっていた虫(名前... 晒菜升麻にとまっていた虫(名前不明)。
背高泡立草か??にとまっていた... 背高泡立草か??にとまっていた虫?
《“寺家ふるさと村の谷戸”❖2020/10/18❖》
『蝶と虫観察』
里山の谷間のことを「谷戸」と呼んでいる。
稲刈りも終わりつつあるやとの奥で小動物が活動していた。
冬に向かっての蝶や虫達が、蜜??を求めての事だろうか?








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《 緑・気・浴(40)“畦道の植物”❖20-95❖》

オオバギボウシ(大葉偽宝珠)の... オオバギボウシ(大葉偽宝珠)の実    キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Hosta montana F. Maek.
別名: トウギボウシ(薹擬宝珠)、ウルイ
ホソバアキノノゲシ(細葉秋の野... ホソバアキノノゲシ(細葉秋の野芥子) キク科(Asteraceae)
学名:Lactuca indica L. froma indivisa (Mak.) Kitam.
《“横浜青葉区寺家ふるさと村(3)”❖2020/10/18❖》
『植物観察』
オオバギボウシ(大葉偽宝珠)の実;
キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割された。
柔らかい葉、茎等が食用でウルイと呼ばれ、独特の苦みと風味、ぬめりがある。
本州の太平洋岸に分布するものをオオバギボウシ Hosta montana、
本州の日本海側に分布するものをトウギボウシHosta sieboldiana との説がある。
他説では、同種としトウギボウシ Hosta sieboldiana を標準とする見解がある。
一般的には、オオバギボウシで表記されている。


ホソバアキノノゲシ(細葉秋の野芥子);
アキノノゲシ と比べ柳のように葉が細いことから名前がついた。
日当たりのよい荒れ地や草地などに生え、高さ2mくらいまで伸びるものもある。
葉は互生、葉が深裂せず、基部も茎を抱かない。
茎の上部の葉はほとんどが全縁で小さい。茎を切ると白い乳液がでる。
茎の上部に直径約2cm程の頭花を円錐状に多数つけ、頭花は、普通、淡黄色。
昼間開き、夕方にはしぼむ。総苞は長さ約1cm。
総苞片は、覆瓦状に重なりあい、縁は黒っぽい。
最近ではアキノノゲシに含め、分類しないのが普通である、と聞いた。





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《 緑・気・浴(39)“2020実りの秋(2)”❖20-94❖》

ノハラアザミ(野原薊)   キ... ノハラアザミ(野原薊)   キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium oligophyllum (Franch. et Savat.) Matsum.
Cirsium tanakae (Franch. et Savat.) Matsum.
コハコベ(小繁縷) ナデシコ科... コハコベ(小繁縷) ナデシコ科(Caryophyllaceae)
学名: Stellaria media (L.) Vill.
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み... アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)     タデ科(Polygonaceae)
学名:Polygonum sieboldii (Meisn.) Ohki  
別名: ウナギヅル(秋の鰻蔓)
アキギリ(秋桐)    シソ科... アキギリ(秋桐)    シソ科(Lamiaceae)
学名:Salvia glabrescens var. glabrescens

ヨメナ(嫁菜)     キク科... ヨメナ(嫁菜)     キク科 (Asteraceae/Compositae)
学名:Kalimeris yomena
カントウヨメナ(関東嫁菜)      キク科 (Asteraceae/Compositae)
学名:Kalimeris pseudoyomena
《“横浜青葉区寺家ふるさと村(2)”❖2020/10/18❖》
『植物観察』
ノハラアザミ(野原薊);
ノアザミ が初夏から夏なら、ノハラアザミ(野原薊)は秋の花。
色以外の区別として、花の下部(総包)に粘りがあるのがノアザミ、粘りがないのがノハラアザミ。
秋の花、とはいえ7月頃から咲くこともあり、花期は長い。蜂達には貴重な花。
根生葉は花期にもロゼット状に残り、鋭い刺針があり中肋は紅色を帯びる。
茎葉は少なく、基部は茎を抱く。頭花は枝先に直立又は横向、柄がなく、集合してつく。
総苞は、毛が多く総苞片は曲がらず、斜上し先が鋭い。総苞片に腺体がなく、粘らない。
ノアザミは、葉の基部が茎を抱く。総苞片に腺体が多く粘る。10月に花が残ることもある。

コハコベ(小繁縷);
日本全土で普通に見れる。茎は下部から多く分枝し、片側に軟毛がある。
葉は卵形、鋭頭、深緑色無毛、下部に少し毛があり長柄があるが、上部は無柄。
花は集散花序につく。花柄は有毛。萼片は5、楕円形。ふちは薄膜質、背は有毛。
花弁は5、白色、2深裂し萼より少し短い。花柱は3、雄蕊は1〜7。
 ウシハコベは大型で、花柱が5個。

アキノウナギツカミ;
葉や茎に細かく鋭いトゲがいっぱい生えていて、鰻もつかめるに名は由来する。
白花もあり、 ミゾソバ の白花にもそっくりだが、ミゾソバにはトゲがない。
アキノウナギツカミは葉形は、細長く茎の周りに葉が回りこむ。
似た花のナガバノウナギツカミは、花柄に腺毛、葉の基部が小さく開出、茎を抱かない。

アキギリ(秋桐);
草丈20~60cm。 茎は直立または基部が倒れて先が斜上する。
葉は対生、葉身は三角状ほこ形で長い柄がある。葉の基部は心形、縁には鋸歯がある。
花は、枝先に多数の輪散花序をつくり、それらが総状に集まって円錐花序となる。
花冠は2唇形、紫色で、上唇は直立し下唇は3裂してその中裂片は大きい。
筒部の内面に広く毛があり、毛は先が尖り、表面はざらつく。
雄蕊は2個。萼は2唇形、腺点および脈上に長白毛がある。
春の若芽は、食用。 塩を少し入れ茹でて水にさらし、あえもの、おひたしに。
そのまま天ぷらなどの揚げ物にしていただける。

ヨメナ(嫁菜);
ヨメナ(嫁菜)とは、若葉を食べた時の味がいい、花の姿がやさしいので「嫁」に由。
ヨメナ は関西に、カントウヨメナ は関東に育つというのが通説。
花の色はヨメナは薄い紫、カントウヨメナは白、というのが一般的だが、薄紫も存在する。
ノコンギクの葉はやや丸みがあり、葉の両面に短毛が生え、ざらつく。
ユウガギクは葉が薄く、中裂する。
カントウヨメナ(関東嫁菜);
草丈50~120cmの多年草。 ヨメナによく似ているが以下の点が異なる。
葉はヨメナよりも鋸歯が深くて大きい。
頭花は径約2.5cmとヨメナ(約3cm)より小さく、冠毛は0.25mmとヨメナより短い。
葉の鋸歯がヨメナより深いことなどが違いとされている。
しかし、関東地方にはユウガギクというよく似た野菊があり、見分けは、苦労する。
カントウヨメナは、花は淡紅紫色、ユウガギクは普通白色、葉はやや厚く鋸歯は小さい。
ユウガギクの葉は薄く、縁は羽状中裂することが多い。
田んぼの土手や湿った草むらなどでいずれの花もごく普通に見かける。
花を特定するのは、厄介。特定せず参考程度。いずれもキク科の花。
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《 緑・気・浴(38)“2020実りの秋”❖20-93❖》

《 緑・気・浴(38)“202...
市民等に開放されている稲田。多... 市民等に開放されている稲田。多くは、稲刈りの後だった。
田んぼの畔等に思い思いで散策し... 田んぼの畔等に思い思いで散策している人を見かけた。
奥の部分はまだ稲穂状態。粒の量... 奥の部分はまだ稲穂状態。粒の量からすると良好!!と思った。
黒っぽくみえる穂は、くろ米か?... 黒っぽくみえる穂は、くろ米か??
田んぼの前におすわりして訪問者... 田んぼの前におすわりして訪問者を観ていた野生の子狸。1時間以上も同じ所にいた!!
《“横浜青葉区寺家ふるさと村(1)”❖2020/10/18❖》
『植物観察』
※   ※   ※
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。
米(こめ、英: Rice)は、稲の果実である籾から外皮を取り去った粒状の穀物である。
穀物の一種として米穀(べいこく)とも呼ぶ。
東アジア、東南アジア、南アジア以外では一般的に主食として特別視することが希薄であり、
日本語でいう「米」「稲」「飯」といった、植物としての全体と実、
収穫前と収穫後さらに調理前と後などによる区別がない言語が多数ある。
例えば英語圏では全てriceという同一の単語で扱われる。
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イネ科植物にはイネの他、コムギ、オオムギ、トウモロコシなどがあり、
イネはトウモロコシ、コムギとともに世界三大穀物と呼ばれている。
稲田公園と言っても過言ではない“寺家ふるさと村”を散歩してきた。
神奈川県内にある歴史的稲田環境が周辺ごと保全されてる場所。
かつて「黄金の国ジパング」と西欧で囁かれていたことをおもいだした。
お米は、日本の食文化の根底にあり、美味しいお米が各地にある。

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《“コロナ禍にあっての新種園芸百合!?!”❖20-92❖》

《“コロナ禍にあっての新種園芸...

《 “園芸大国阿蘭陀の百合”(襍・_・囈6)》
産経新聞ウエブ版記事より
在日オランダ大使館は16日、ユリの命名式をオンラインで開き、
新品種を「kodaira」と名付けた。
2018年平昌冬季五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した
小平奈緒選手(相沢病院)にちなみ、日本とオランダの懸け橋となる願いを込めた。
小平選手は14年春からスピードスケートが国技とされるオランダへ留学し、飛躍を遂げた。
平昌五輪の1000メートルでも銀メダルを獲得するなど功績をたたえられ
「(ユリが)多くの人々の心を温かくし、前に進む勇気を届けてくれる存在になることを願っている」
とメッセージを送った。自身の名が付いた品種はオレンジ色の鮮やかな花を咲かせる。
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『植物大国・阿蘭陀(オランダ)』
この春、国会で「種苗法改正案」が不成立、見送りになった(是非はここでは問わない)。
関心をもって観ていたが、事の本質を真摯に議論せず、あいも変わらずかって思っていた。
上記の新種ユリの記事を見てオランダの植物、食物事情を思った。
面積が九州程の国土だがオランダは、農作物の輸出額がアメリカに次いで世界二位。
大農業国であり歴史上の東インド会社で分るように数百年に渡って国際的商売してきた国。
植物品種の登録等を扱う「Raad Voor Plantenrassen(植物品種協議会)」公的機関がある。
この組織は、法務部もあり厳格に対応している。植物と法がしっかりと結びついている。
園芸種に関しても育成者権(著作権)が確立されている。
RVPは、育種家からの品種の登録受付、育成者権の発効、商品流通の承認まで行っている。
日本の農作物(植物園芸種も含め)のDNA検査処方は、非常に高額で権利主張が難しい。
オランダの園芸種の厳格管理を思うと、この度のユリ新種名発表もうなずける。
日本とオランダの文化交流に花を添えることになるが、大使館が発表した事は、驚きだ。
小平奈緒選手がオランダと縁があるだけではなく、シーボルト以来の歴史、故と思う。
紫陽花の「おたくさ」を重ねて見てしまう。植物名に個人名が冠せられる凄さ。
オランダと言うとチューリップを思い浮かべるが、百合の園芸大国でもある。
小平奈緒選手の凄さを改めて思った記事であった。
近い将来、日本の園芸店に“Lilium sp. kodaira"がお目見えするだろう。
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