『植物・神社探訪』
ヒマワリ(向日葵);
茎の柔らかい若い時期に太陽の動きに合わせて花の向きを変える。
茎は直立し剛毛がある。葉は、茎葉互生、葉身は披針状卵形~卵形。
基部は楔形~類心形、又は心形~鋸歯縁。葉裏は、剛毛状で腺点もある。
頭花は1~9個。総苞は半円形又は広がる。総苞片は、卵形~披針状卵形。
花弁は大きな1つの花のように見えるが、実際は頭状花序と呼ばれる。
多数の花が集まって1つの花の形を形成している(キク科植物の特徴)。
外輪の黄色い花弁を「舌状花」、内側の花弁がない花を「筒状花」と区別。
今回、観る事ができた向日葵は、ヒメヒマワリ系の向日葵と思う。
(ヒメヒマワリ学名:Helianthus debilis subsp. cucumerifolius)
ヒマワリ属の種類は、多種。主催者スタッフの説明では特定できなかった。
Helianthus debilis Nutt. ヒメヒマワリ(広義)系ではないか!?!
だが、ノヒマワリ(Helianthus decapetalus L.)との交雑種のようにも思える。
今ひとつコヒマワリ(Helianthus x multiflorus L. )があるが。。。??
ヒマワリの栽培品種に至っては数百種の栽培品種があるらしい。
会場の向日葵、9月中旬に種をまき、育ったヒマワリだとか(寒川町宮山)。
スイートピーの産地等で知られる「花のまち」寒川で力を入れているイベント。
寒川町観光協会は、「冬のヒマワリ」の無料摘み取りイベントも開催していた。
今年は、コロナウイルスの影響で摘み取りイベントは中止のようだが。。。!
畑に約4万株、膝丈までと背の低い花。夏と比べてかなり小柄だが、可愛い。
中にグッドスマイル(ミニヒマワリ)と呼ばれる人気品種と思しき種もみえた。
イベントには初めて訪れたが、面白い向日葵だった。
その後、寒川神社へ、七五三のお参りに訪れている家族連れで賑わっていた。