No.146 漢字から学ぶ傾聴力
Oct
31
先日、ある小学校のPTA研修会で講師をさせていただきました。
参加者は1年生~6年生の生徒さんとその保護者、20名ほどのご参加でした。
その時にお話したことを少しご紹介します。
皆さんの周りで、こんなコミュニケーションのすれ違い、起きていませんか?
ねぇ、話キイテル??(# ゚Д゚)
キイテルよ(# ゚Д゚)
いやキイテナイでしょ(# ゚Д゚)
なぜ私たちは、会話をしているはずの相手に
「キイテもらえていない」と感じるのでしょうか。
これらは漢字を見るとよくわかります。ある体の一部が隠れています。
聞・・・「耳」
耳に音が届いている状態。
スマホを見ながら、何か作業をしながらだと、相手は「キイテもらえていない」と感じます。
聴・・・「耳」「目」「心」
相手が何を言っているか、どんな表情をしているか、
どんな気持ちで話しているか、相手を観察しながら話を聴きます。
耳だけではなく、目や心も相手に向けて話を聴く姿勢が取れています。
これだと相手は「聴いてもらえている」と感じ、安心します。
訊・・・「口」
質問攻めにすると、相手は答えてくれなくなります。
なぜなら聴く「耳」がないからです。一方的なんですね。
漢字から見る、「聴く」ということ、いかがでしたでしょうか?
私たちの顔には、
「耳」がふたつ、「口」がひとつ、ついています。
自分が何かを話す、その二倍、相手の話を聴いてみませんか?
私たちの耳はふたつありますから、いいことも、悪いことも聞こえてきます。
もしかしたら、自分と異なる意見や、受け入れがたいこともあるかもしれません。
しかし、口は一つですから、優しい言葉をつかいませんか?
「話を聴いてくれる人がいる」と思えることは、
「私は一人じゃない」と思えることだと、私は思います。
ぜひ、話を聴く人、話を聴こうとする人があふれる世界になりますように
これからも活動していきます^^
ライフステージの変化と起業して
現在に至るまでのインタビュー動画からどうぞ^^
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