ヨーロッパ原産の野草ですが、日本には明治中期に帰化した外来種の【ヒメオドリコソウ】です。
茎は短い毛が生え、シソ科特有の四角い形状をしており、折りますと茎が中空なのが見て取れます。
葉の形は卵円形で、縁は鋭い鋸歯状をしています。
上層部は暗紫色を帯びていますが、葉の裏側は緑色のままです。
花は1センチにも満たない明るい赤紫で、唇形花です。
温暖地では通年花を咲かせており、花の無い時期にはミツバチの蜜の貴重な供給源になっていますが、種子を媒体するのはアリさんです。
種子には、アリが好む<脂肪酸・アミノ酸・糖>などの白い物質が付いており、巣に持ち帰り物質を食べた後の種を巣の外に捨て去ります。
「アリ散布植物」と言われていますが、カタクリやスミレもアリの力で繁殖する仲間です。
これらの植物が多く見れる場所は、アリが多い場所だと考えて間違いはありません。
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Posted at 2012-03-31 17:26
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Posted at 2012-04-01 07:06
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Posted at 2012-04-06 02:38
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Posted at 2012-04-06 12:19
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