原産地は南アフリカで、江戸時代に日本に渡来して帰化植物となっている、カタバミ科カタバミ属の花です。
草丈が低く、クローバーに似た密集したハート型の3枚葉の間から花茎を伸ばし、先端に数輪の花を<散形花序>で咲かせます。
繁殖力が強く道端や石垣の継ぎ目などで見かけます。2センチにも満たない5弁花として美しい形をしていますが、最近では外来園芸品種の「オキザリス」がより鮮やかな色合いと花姿で人気があり、野草扱いされています。
黄色い花弁の「カタバミ」は、円形状で先のとがった果実(種子)を付けますが、この【ムラサキカタバミ(紫片喰)】は、種子を付けません。
地下茎で仲間を増やす<無性繁殖>で、繁殖する特徴があります。
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Posted at 2012-04-29 08:01
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Posted at 2012-04-29 23:54
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