道路脇の植え込みに、【オタンダハッカ(阿蘭陀薄荷)】を見つけました。
原産地はヨーロッパですが、日本には江戸時代に渡来しているようです。
シソ科ハッカ属の花で、当然のことながら強い薄荷臭があります。
シソ科ですので四角い茎を持ち、よく分枝して繁殖力旺盛な植物です。
葉は長楕円形で、基部は心臓形をしており、葉柄はありません。
和種の「ハッカ」には、葉柄があります。
茎の先端に穂状の花序を付け、白色の4深裂した管状の3ミリ程度の小さな花を、輪生状に密集して開花してゆきます。
雄しべは4本ですが、「ハッカ」特有の形態で、花冠の倍以上の長さで飛び出しています。
英名では「スペアミント」ですが、路傍に咲いていますと、これが有名なハーブだとは気づかないかもしれません。
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Posted at 2012-06-20 02:18
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Posted at 2012-06-20 13:42
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