ご近所の方がお世話されているのでしょう、道路脇に手入れされた植え込みがありました。
開花時期が4~5月ということで、ポツンと一輪だけ紫色の花が咲いていましたが、もう結実していて小判型の緑色のサヤがなっていました。
アブラナ科ゴウダソウ(ルナリア)属の2年草で、ヨーロッパ中央部が原産地です。
1901(明治34)年、東京美術学校の合田清教授が、パリから日本に持ち帰りましたので、【ゴウダソウ(合田草)】と名付けれ、別名「ルナリア」「大判草」とも呼ばれています。
属名に付いている「ルナ=Luna」はラテン語で「月」の意味で、サヤの形が月に似ているところに由来しています。
もう少し時期が経てばサヤも茶色く変色してゆき、ドライフラワーなどにも良く使われています。
よく似た名前に<イネ科>の 「コバンソウ(小判草)」 がありますが、こちらは形も小さく、実に厚みがあり、「オオバンソウ(大判草)」と比べると、どうしても貧弱に見えてしまいます。
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Posted at 2012-06-20 02:26
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Posted at 2012-06-20 14:00
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