花弁の形状からすぐに 「ネリネ」 を思い出しますが、【ハマユウ(浜木綿)】は同じヒガンバナ科ヒメノカリス属の植物で、原産地は日本・中国・マレイシア・インドです。
「ハマ」は海岸沿いに咲いており、また、コウゾなどの樹皮を細かく裂いて作った繊維から出来上がった布に似ており、神道神事で用いられる白い布を「ユウ」と読んでいるところからの命名です。
葉は肉厚で、長い大きな葉が「オモト」に似ていますので、別名「ハマオモト(浜万年草)」とも呼ばれています。
葉の間の真ん中から太くて真っ直ぐな花茎をのばし、先頭に多数の花を散形に咲かせ、白く細長い6枚の花弁で、先端部は反り返っています。花弁の根元の方は、細い筒状です。
花は日没の頃から強い芳香を発し、 「ヨルガオ」 と同様に、長い口吻を持つスズメガ科の蛾が吸い蜜に訪れ、受粉の媒介をしています。
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Posted at 2012-08-03 10:00
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Posted at 2012-08-03 22:00
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