道の真ん中で、【コクワガタ(小鍬形)】の(メス)が、じっとしていました。
甲虫目クワガタムシ科オオクワガタ属コクワガタ亜種の一種で、5亜種に分類されています。
「カブトムシ」と並んで「クワガタムシ」も子供たちには人気の昆虫で、(オス)は大きな顎の特徴からすぐに種類が同定できますが、(メス)の形状は【コクワガタ】・「ヒラタクワガタ」・「オオクワガタ」等、どれもよく似ていますので、戸惑います。
【コクワガタ】は<頚節(けいせつ)>がまっすぐで、「ヒラクワガタ」はやや曲がっており、また上翅(背中)の感じが【コクワガタ】の方がザラザラした感じです。
卵から1~2年かけて成虫になります。夏に蛹になり、秋頃に羽化して成虫となり、そのまま越冬します。
この時期に見かける【コクワガタ】は、昨年からの越冬組です。
クヌギやコナラ・カシなどの広葉樹の樹液を吸い、広く日本に分布しています。
暑いアスファルトの上ではかわいそうで、また車に轢かれてはと、近くの木にとまらせてあげました。
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Posted at 2012-08-02 01:20
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Posted at 2012-08-02 11:47
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