石垣の目地の隙間から、【ヤブラン(藪蘭)】が咲いていました。
クサスギカズラ(ユリ)科ヤブラン属の常緑性多年草で、東アジアに分布しています。
別名としては、ギリシャ神話の女神に由来した学名の「リリオベ」や「サマームスカリ」、和名では「ヤマスゲ(山菅)」とも呼ばれる植物です。
開花期は夏から秋で、花は淡紫色の花径5~6ミリの小さな大きさで、穂状に咲かせ、葉は細長く先端は垂れています。秋になりますと、熟した紫黒色の丸い実を付けます。
日本には、この【ヤブラン】以外にも、「ヒメヤブラン」や「コヤブラン」の三種があり、園芸品種では葉が斑入りの「フイリヤブラン」が、葉だけでも観賞対象として人気があるようで、公共の植え込みなどでもよく見かけます。
性質的には、下草的に藪の中でも繁殖する元気な植物ですが、日の当たる石垣の目地に元気に花を咲かせている姿は、繁殖力が旺盛な証拠です。
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Posted at 2012-08-29 18:24
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Posted at 2012-08-30 03:37
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Posted at 2012-08-30 04:59
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Posted at 2012-08-31 01:46
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