同じヒガンバナ科に花姿がよく似た桃色の 「サフランモドキ」 がありますが、【タマスダレ(玉簾)】の方がやや小ぶりです。
ペルー原産の球根草で、明治初期に園芸植物として輸入されています。
白く美しい花を「玉」に、細長い葉が並んだ姿を「簾」にたとえた和名が付けられていますが、学名的な「ゼフィランサス・カンディダデ」では、とても覚えることはできません。
<種>の「カンディダデ」は純白という意味ですが、最近では黄色や桃色の花弁もあるようです。
葉は細長く、地際から直接出ており、一本の花茎には一輪の花しか咲きません。
上向きに咲く6弁花ですが、花の付け根はくっついて筒状になっています。
夏から秋にかけて花を咲かせますが、花は短命で1~3日でしぼんでしまいます。
葉や鱗茎には、「リコリン」というアルカロイド成分が含まれていますので、注意しなければいけません。
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Posted at 2012-08-31 19:06
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Posted at 2012-09-01 04:09
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