路傍や空き地でどこでも見かける野草の【メヒシバ(雌日芝)】ですが、イネ科メヒシバ属の植物です。
細い茎で地表を這い、立ち上がった花茎の先に数本の細い花穂を放射線状に出しています。
草食系のバッタにとっては生息地でもあり貴重な植物で、 「キリギリス」 や 「ヒナバッタ」 など、どれも【メヒシバ】の草むらの中で見つけています。
名前の由来は、その花穂の形が「オヒシバ(雄日芝)」に似ていて花穂が細いことに因みます。
穂の軸は上面が扁平な浅い三角形で、下の二面に小穂が定着するように並んで付いています。
小穂は先の尖った被針形で長さは3ミリ程度、緑色の小穂は果実が熟しますと基部で剥がれ脱落する構造で、一年草として次世代に芽吹きをつなぎます。
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Posted at 2012-10-15 02:04
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Posted at 2012-10-15 13:23
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