一見、花弁の形状はヒガンバナ科の 「ネリネ」 の雰囲気をもっていますが、雄しべの形状は明らかにユリ科の特徴が見て取れます。
熱帯アジアおよびアフリカに分布しているグロリオサ属の球根植物で、落葉しますが多年草です。
葉先が<巻きひげ>になり、他の植物に<巻きひげ>を絡みつ蹴ることで高さ数メートルに成長してゆきます。
花弁の色は鮮やかな赤色もしくは橙色で、縁の覆輪は黄色く入り見事なコントラストを見せ、花弁は反りかえっています。
ギリシャ語の「グロリオス(栄光ある・名誉ある)」に由来した名称で、英名では「Glory Lily(栄光のユリ)」と呼ばれ、和名としては「ユリグルマ(百合車)」や「キツネユリ(狐百合)」です。
全草に痛風の薬となる「コルヒチン」を含んでおり、特に球根はヤマイモとよく似ていますが毒性が強く、誤食して中毒での死亡報告が何例か出ています。
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Posted at 2013-03-07 17:43
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Posted at 2013-03-08 05:55
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