【フラサバソウ】は、 「オオイヌノフグリ」 よりも発芽時期が遅く、花期になっても子葉を残し、群生して咲いています。
「オオイヌノフグリ」と同じ、オオバコ科クワガタソウ属の越年草で、ヨーロッパ・アフリカが原産地ですが、いまでは帰化植物として広く日本に分布しており、別名「ツタバイヌノフグリ」です。
茎は基部で枝分れて、地を這うように広がり、10~20センチの茎を立ち上げます。
葉は互生し、3~5切れの切れ込みがある広楕円形でながさは1センチばかりで、全体的に軟毛が多く、特に<蕚片>には顕著に生えているのが特徴です。
花は淡青紫色で葉脇に咲かせ、花径は4~5ミリと小さくて目立つ花ではありません。
名称は、フランスの植物学者<フランシェ(Franchet)>と<サバティエ(Savatier)>を合わせた(Fra+Sava)から命名されており、日本の植物に関して多くの学名に両者の名前が出てきます。
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Posted at 2013-04-22 17:01
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Posted at 2013-04-23 02:26
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