ファルコン昆虫記(290)雨の日はお散歩【チャコウラナメクジ】
Jun
23
「カタツムリ」のように殻を持たない「ナメクジ」は、太陽と乾燥が天敵です。
日没から明け方にかけてが活動時間で、昼間は石の下や湿った枯葉の中でじっとしています。
雨の陽気に誘われたのか、【チャコウラナメクジ(茶甲羅蛞蝓)】がお散歩していました。
ヨーロッパ原産種ですが、第二次世界大戦後に侵入してきた外来種です。
いまや日本にもともといた灰色の「ナメクジ」を追い払い、一般的な「ナメクジ」として<日本の侵略的外来種ワースト100>に選定されています。
和名通り5~6センチある体長全面は茶褐色で、体の前方背面が甲羅状になり、体表には褐色の筋が入っています。
「カタツムリ」と同様に「ナメクジ」は、寄生虫(広東住血線虫)の中間宿主にあたり、素手で触らないことが肝要です。
Posted at 2013-06-23 02:54
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Posted at 2013-06-23 12:02
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