日本には、インド・中国を経て江戸時代前期に渡来した<カンナ>は、カンナ科としてカンナ属一種しかない多年草です。
江戸時代当時はインドのガンダーラ地方(現在のアフガニスタン)にある「壇独山(ダンドクサン)」に生えていると考えられたことから、和名では「壇独(ダンドク)」と呼ばれています。
実際の原産地は熱帯アメリカで、野生種が約50種ほど自生しており、現在の<カンナ>はほとんどが園芸品種として明治時代以降に持ち込まれた品種です。
花が枯れ落ちた後に、膨らんだ実が出来始めていました。
秋頃に真っ黒く熟しますと、直径1・5センチほどの黒色で硬くて丸い実が出来ています。
インディアンの使っていた銃の弾に似ているので、英名では「Indian Shoto」と呼ばれ、また硬い実ということで楽器の<マラカス>の中に詰められているのは、【カンナ】の実です。
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Posted at 2013-08-15 17:50
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Posted at 2013-08-16 02:56
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