ファルコン植物記(876)焦土に咲いた赤色の花<カンナ>(4)
Aug
14
<ジローズ>が、1970年に大阪万国博覧会で歌いました『戦争を知らない子供たち』の曲も、ベトナム戦争真っ最中の時期であり、日本もアメリカ軍の基地として利用されていたため、反戦運動が華やかりし時代でした。
広島平和記念資料館には、「焦土に咲いたカンナの花」というモノクロームの写真が、本館の隅のコーナーに飾られています。
原爆の影響で75年間は草本が生えないと言われていましたが、わずか一ヶ月にして、爆心地から800メートル離れた基町(中区)にて、朝日新聞の松本栄一カメラマンが、瓦礫の中で咲く赤色の<カンナ>を見つけて写しています。
赤色の<カンナ>は<平和の花>として広島の象徴であり、東日本大震災の被災地でも、復興のシンボルとして植えられていると聞いています。
普段と変わらない一日が過ぎ去りますが、改めて平平凡凡に感謝をしたい終戦記念日です。
Posted at 2013-08-14 19:14
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Posted at 2013-08-15 09:40
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Posted at 2013-08-15 17:31
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Posted at 2013-08-16 02:40
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