今回の<佐々木房甫>先生の<生け花>は、「芝仙祝寿」の墨書きの色紙と一緒に飾られていました。
「芝仙祝寿」は、文人画の画材のひとつで、芝仙すなわちキノコの「霊芝」に「梅・竹」を配したものです。
<生け花>の世界では「文人華」という生け方になるようですが、文人画や故事などに表されたテーマを植物の別名や取り合わせを考えたり、引用したりして生ける様式とか。
その昔、中国の芝仙という山奥に住んでいた老人(仙人)の長寿をお祝いする気持ちを表現したモノで、芝仙には「霊芝」が生えていたことにちなんでいます。
黒い敷き板の左側に「霊芝」が置かれ、白い花器に太い枝の<梅>、仙人を表しているのか <日本水仙>、 真っ直ぐ上に伸びた2本の <トクサ> で構成されていました。
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Posted at 2014-02-10 22:46
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Posted at 2014-02-11 12:00
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