酒好きのわたしにふさわしく、<紅梅>の品種である【大盃(おおさかづき)】と出会いました。
花径3~4センチと大きく、一重の抱え咲きの品種で、2月中・下旬にかけて咲き出します。
現在で花見といえば「桜」になりますが、その昔は「梅」が主体で、『万葉集』でも「梅」を詠み込んだ歌は118首ありますが、「桜」は44首しかありません。
特に<大伴坂上郎女>が詠んだ、
「酒杯に 梅の花浮かべ 思うどち 飲みての後は 散りぬともよし」は、好きな歌です。
古来、肉親との別れに際しては「水盃」で涙を流し、夫婦や義兄弟の契りを結ぶときにも、これまた「盃」を酌み交わします。人の世の喜びにつけ悲しみにつけ「盃」はなくてはならないようです。
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Posted at 2014-03-06 23:17
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Posted at 2014-03-07 08:37
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Posted at 2014-03-07 01:30
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Posted at 2014-03-07 11:45
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