ファルコン植物記(1145)青紫色の花<ニチニチソウ>(3)
May
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キョウチクトウ科ニチニチソウ属の植物で、原産地のマダガスカルでは多年草ですが、日本では一年草扱いです。
葉は長楕円形で対生、花径は3~4センチ程度の大きさです。花弁は5枚あるように見えますが、正確には根元が筒状でつながっており、先だけが5裂して花弁のように見えています。
花は短命で3~5日しか持ちませんが、毎日次々と新しい花を咲かせるところから、<ニチニチソウ>の名が付けられています。
キョウチクトウ科の植物らしく、この<ニチニチソウ>も種々のアルカロイドを含み、薬用植物として利用されてきています。