園芸品種の 「八重咲き」 よりも、少し早目に咲きだす「一重咲き」の【クチナシ(梔子)】が、いい匂いを漂わせて咲いていました。
アカネ科クチナシ属の常緑低木で、日本・中国・台湾・インドシナが原産地です。
花期は6~7月頃で、葉脇から短い柄を出し一個ずつ、基部は筒状ですが先は大きく割れた白い6弁花を咲かせます。
「八重咲き」には、果実はできません。
果実の先端には、針状の<蕚片>6本が、実を包み込むような特徴的な姿を見せてくれます。
果実には<クロシン>を含み、繊維を染める黄色の着色料や、発酵させれば青色の着色料になり、また和菓子やたくあんなどの着色料、漢方薬の「山梔子(さんしし)」という原料にもなっています。
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Posted at 2014-06-17 21:32
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Posted at 2014-06-17 21:40
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