手入れされた花壇の中に、多彩な花姿の<ナデシコ(撫子)>を見つけました。
ナデシコ科ナデシコ属の植物の総称として使われ、 <秋の七草> のひとつで、北半球の温帯地域に約300種が分布、日本には「ヒメハマナデシコ」や「シナノナデシコ」などの固有種が自生しています。
中国では早くから 「セキシク(石竹)」 が園芸栽培され、平安時代に日本に渡来、四季咲き性であることから「常夏」と呼び、中国の「唐撫子(石竹)」に対して、日本の 「カワラナデシコ」 を「大和撫子」と呼び分けていました。
<清少納言>は<ナデシコ>が一番好きだったようで、『枕草子』(第67段)の中で、< 草の花は、なでしこ。唐のはさらなり、大和のも、いとめでたし >と書いています。
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Posted at 2014-10-28 23:25
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Posted at 2014-10-29 03:58
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