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- ファルコン植物記(1408)桃色の花<エリカ>(10)【ジャノメエリカ】
路地裏の一角で植木鉢で育てられ、直径20センチばかりのこんもりとした樹形に「トピアリー」された【ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)】と遭遇しました。
ツツジ科エリカ属の常緑低木で、エリカ属としては大型種で、温暖地では樹高2メートルあたりにまで成長します。
原産地は南アフリカ、葉は針状で輪状に映えています。
花期は11月頃から翌年4月頃、細かく分枝した枝先に3個の桃色~薄紫色の小さな釣鐘状の花を咲かせます。
花の数が少ないのですが、写真でもなんとか花の中心部の黒い部分がわかると思います。名称はこの黒い部分である<葯>が、蛇の目模様に見えることに由来、別名「クロシベエリカ(黒蕊エリカ)」と呼ばれ、日本には大正時代に導入されています。
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