ファルコン植物記(1458)桃色の花<サザンカ>(4)
Mar
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公園の一角に何本か植えられています桃色の<サザンカ>でしたが、グルグルと見回りながら、きれいな状態の一輪をなんとか見つけました。
日本原産のツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹として、江戸時代からの品種改良もあり、現在では約300品種ほどあると言われていますが、品種名まで同定するのはよほどの特徴がないと難しい作業になります。
大きく分けて<サザンカ>は、「サザンカ群」 ・ 「カンツバキ群」 ・ 「ハルサザンカ群」 ・ 「タゴトノツキ群」の4つに分けられ、この時期に咲いていて、桃色系(白色はまれ)ということで「ハルサザンカ」の一種であるとまでは絞り込めるのですが、微妙な花色の違い、花弁の開花状態、蕊の状況等からしてこれだという品種名が同定できませんでした。