今年の読書(129)『愛娘にさよなら』秦建日子(河出文庫)
Sep
22
今月5日(土)には本シリーズを原作とし、<篠原涼子>を<雪平>役にした劇場版第3作目の映画『アンフェア the end』が公開され、人気を博しているようです。
前作で<雪平>は、腕と腹部に3発の銃弾を浴びた場面で終わり、気がかりな終わり方でしたが、本書では左腕が動かせなくなっていますが、無事に手術を終えています。
捜査一課から監察室に配属された<雪平>は、上司の<島津>管理官夫婦が殺害される場面に遭遇、左腕が使えない状況でまたもや負傷してしまいます。
連続するように、小児科医・小学校教師と殺され現場には「ひとごろし、がんばりました」とのメッセージが残されていました。
<雪平>は体の心配をする捜査一課当時の部下<安藤>共に、事件の捜査を進めていきますが、平行して娘<美央>の親権問題を抱えています。
劇場版では「the end」ということで映画としては最後のようですが、本書では愛娘との問題を残したままですので、シリーズとしての続巻に期待しています。
Posted at 2015-09-22 06:24
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Posted at 2015-09-22 06:36
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