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- 今年の読書(135)『栞子さんの本棚』ビブリア古書堂セレクトブック(角川文庫)
2011年3月、著者<三上延>により『ビブリア古書堂の事件手帳』が発刊され、第1巻 「~栞子さんと奇妙な客人たち~」、第2巻 「~栞子さんと謎めく日常~」、第3巻 「~栞子さんと消えない絆~」と、どれも連作短篇形式で物語は続いています。
神奈川県北鎌倉の簡素な住宅街でひっそりと古書店を営む美麗の<栞子>を主人公とし、客が持ち込む古書にまつわる謎を、博識の知識でもって謎を解決していきます。
本書は、上記のそれぞれの連作短篇に登場する実在の書籍の抜粋を、12冊分集めたアンソロジーです。
社会人になってから久しく読んでいない<夏目漱石>や<太宰治>・<宮沢賢治>など、懐かしく読み返しました。
面白いことに『ビブリア古書堂の事件手帳』は(メディアワークス)の発行ですが、本書は(角川書店)の企画であり、解説は著者の<三上延>が担当、表紙のイラストもシリーズと同じ作家の<起島はぐ>さんが担当されています。
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