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- ファルコン昆虫記(759)脚に棘がある【オオハガタナミシャク】
飛翔体勢から着地した時は、「ヤマトシジミ」かなと間違える大きさで、開張25~30ミリ程度でした。
翅が半開き状態で近づきますと<触角>が糸状ですので、<蝶>の「ヤマトシジミ」ではなく、上翅の模様と脚の棘を見て【オオハガタナミシャク】だと同定しました。
チョウ目(鱗翅目)シャクガ科ナミシャク亜科の<蛾>ですが、翅の色合いや筋の入り具合いが図鑑や資料で違いますので、変異体が多い種だと思います。
よく似た名称の<蛾>に「ハガタナミシャク」がいますが、名称とは正反対にこちらの方が体形が大きく、資料によりますと「オオハガタ」は「大歯形」となっていて、個人的には枯れ葉に似ているので「大葉形」かなと考えていたのですが、なんとも悩ましい名称です。
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