ツバキ科モッコク属の常緑高木で、江戸時代に珍重された「アカマツ」・「イトヒバ」・「カヤ」・「イヌマキ」 と並び<江戸五木>のひとつに数えられています。
花は7月頃に開花、花径2センチ定礎の黄白色の花を下向きに咲かせ、芳香性があります。
株は「両性花」または「雄花」をつけますが、「雄花」の雌しべは退化しています。
「両性花」の下部には直径1センチ程度の球形の果実を秋に実らせ、熟すと分厚い果皮が裂けて赤い種子を露出させます。
根元に 「センリョウ(千両)」 ・ 「マンリョウ(万両)」 を寄せ植えして、「千両万両持ち込む」と縁起を担ぎ、庭木としてよく用いられています。
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